懐中電灯ヒカルくんの巻…「コールセンターの恋人」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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連続ドラマの内容と視聴率は必ずしもリンクしないものです…






この夏クールの中で、もうちょっと上がってもいいのに…と思えるのが…








テレビ朝日 金曜21時
「コールセンターの恋人」第3話


主演・小泉孝太郎
脚本・大口智子
演出・田村直己







初回の視聴率が9.3%、2回めが7.2%と厳しい感じなのは…







「コールセンターの恋人」というタイトルが、どんなドラマか良くわからず魅力がないのと…






(今クールだと「恋して悪魔」「オルトロスの犬」も良くない…
「任侠ヘルパー」は良い…)






それと主演が小泉孝太郎ってとこが…悲しいかな…
引きが弱いんですね…







「なんで小泉孝太郎が主演なの?」って思う人が大半でしょうから…
( ̄▽ ̄)b







でも見ればなかなか面白いとわかるんですが…







テレビショッピングのお客様相談窓口が舞台という設定は、ユニークなアイデアですからね…
(^-^ゞ







というわけで…今回は…







今やカリスマナビゲーターになっている南極アイス(名取裕子)が出世するきっかけになった「多機能懐中電灯ヒカルくん」の巻。








このヒカルくん、その後機能がどんどん増えて、今や20の機能を持つ「ヒカルくんスーパーデラックス」になっている…






そのヒカルくんについてのクレーム電話が入ってくる






しかし、スーパーデラックスは売り出したばかりで、苦情が来るわけがない…







そこからアオキョー(ミムラ)を中心に、苦情電話を誰がなぜかけてきているのか?の推理が始まる…






このドラマのポイントは、苦情処理係という受け身の立場の人たちが、逆にクレーマーの事情を推理し、救うところにあるんです!
(^-^)b







今回は過去の購入データから電話の主が持っているのは「ヒカルくん3号」と判明。







本社には既に現品が無いにも関わらず、コールセンターの倉庫には過去の商品の取り扱い説明書がすべて残っていて…






電話をかけてきた認知症の老女に電池が切れた時の点灯の仕方を教え、







夜の配達に行くと言って紛れこんでしまった場所から救い出します…







商品とストーリーを結びつけるために、強引なところがないわけではないんですが…






古いものは切り捨てられるっていうのを、アイス自身も赤道カイロという新人(実は局長の愛人)に座を奪われそうになるっていうエピソードを入れて見せたりして…






なかなかしぶとい作りになってるんです!






主演の小泉孝太郎のキャラが弱くても、周りのキャラの強さと筋運びのうまさで見れてしまいます。







まだ見てない方は1度見てみて下さい…







食わず嫌いはいけません…( ̄▽ ̄)b