これまで介護にまつわるさまざまなエピソードを取り上げてきましたが…
ここにきて任侠色がいきなり強まったのが…
フジテレビ 木曜22時
「任侠ヘルパー」第8話
主演・草なぎ剛
脚本・古家和尚
演出・西谷弘
なぜ任侠色が強まったかというと、彦一らの隼会と敵対する鷲津組の組長(竜雷太)が事故による半身マヒで入所してきたから…
ボケてるならまだしも敵対組織のボスが、幹部候補の彦一たちの顔を全く知らないというのもおかしな話ですが…
驚いたのはヘルパーのリーダー的存在の和泉(山本裕典)も、実は隼会の組員だってこと!!
(゜゜;)\(--;)
ってことは、早くから身分を隠して和泉は潜伏してたってこと?
幹部候補の全員も知らない隠れ組員だってこと?
疑問は深まるばかり…
ってことは平気で鷲津を受け入れる園崎オーナー(大杉漣)も元任侠関係の人なのでは…と勘ぐりたくもなってきました…
まぁそれはさておき、不可解なのは組長を守る組員が全く施設に現れず…
豪華な花が届くだけで、全くほったらかしのままだということ。
りこ(黒木メイサ)が施設にいることを知った鷲津の子分は、りこの組の若頭を襲わせ…
怒ったりこに鷲津を殺させようという魂胆のようなのです…
そんな背景の中、ドラマの中心になったのは鷲津と相部屋の山浦さんとの交流。
ほぼ寝たきりで口も手足もきかない山浦さんと仲良くなるにしたがって、鷲津は山浦さんに自分を重ねていくんです…
自分も山浦さんが家族に見捨てられているように、子分たちに見捨てられているんじゃないか…と
山浦さんに家族から毎日届く花が、実は晴菜(仲里依沙)が買ってる花と知り、こんな偽善者のところにいたくないと暴れる鷲津は、
部屋に連れ戻すと、自分は帰る場所がない…組の者に捨てられたんだ…と弱音を吐きます。
容態が急変し病院にかつぎこまれ植物人間状態になってしまう山浦さん。
なぜか(?)鷲津も病院についてきていて、延命治療を希望する家族に、今度いつ会いに来るんだ、どうせ来ないんなら今死なせてやれと呼吸器を抜こうとします…
家族が来るのを待ちわびていた山浦の気持ちが、鷲津には痛いほどわかるんですね…
山浦さんの家族をなじる鷲津に彦一は「てめえを捨てたのはコイツらじゃねぇだろ」と一喝!
それぞれの家の事情があるから他人には、どうこう言えませんもんね…
ただ山浦さんの息子が延命できることを父も喜んでいると思うと言うと…
彦一は「てめえがそう思いたいだけだろ!てめえの都合で人の寿命を決めるんじゃねぇ!!」と言い捨てます…
渋い!
毎回ビシッと決めるクールで鋭い彦一のセリフが楽しみになってきました!!
今回もバッチリ決まりましたね!
鷲津の子分のもくろみどおり、りこが鷲津に襲いかかるところで終わりましたが…さて次回は?
ヘルパーにしちゃ動きがいいと、和泉がただ者でないと彦一も感づいているようですし…
更に切ないのは…
アルツハイマーが進行している晶(夏川結衣)と涼太親子の関係。
お母さんが忘れないように家の中に、メモを張りまくる涼太の姿にはグッときましたね…
( ̄∇+ ̄)
さて今回の視聴率ですが…
15.7%(前週比±0)
(^_^)/
安定してきました!!
平均も15.10%。
質の高さが評判を呼んでいる結果ですね!