いやぁ~、録画したのを見て良かった~
(*^-')b
これ、リアルタイムでCMの間を待ちながら見てたら、きつかったと思いますよ…
フジテレビ 木曜22時
「不毛地帯」第1話
主演―唐沢寿明
脚本―橋部敦子
演出―澤田鎌作
やっぱり2時間20分って長すぎですよ…
またCMが多いんで、ブツ切れな感じになってしまい…
こういうじっくりと腰をすえて見たいドラマでは、CMが入ると、またかよ!ってイライラしますよね…
前半は特にシベリア抑留の陰惨な映像が続いたので…耐えきれずウラの「ケンミンSHOW」や「フレンドパーク」に逃げてしまった視聴者も多かったのでは…と思います!
とはいえ、シベリア抑留時代の話は第2の人生を歩む主人公の原点となる重要なところなので、避けては通れないわけで…
うまく終戦から抑留されるまでや帰国してからと、抑留時代をカットバックさせながら、重く暗いシーンが続かない工夫をしてましたけどね…
でもやはり面白かったのは、後半壹岐(唐沢寿明)が商社に入り、拒んでいた航空機部行きを決意する経緯で…
主演級の役者が続々出てきて、ため息が出るほどの豪華さでした…
信念を貫く主人公の意志の強さを、唐沢は尋常ならざる眼力で演じ、これだけのメンバーの中でも、確固たる存在感を示しました…
なかなかそんな役者はいませんね…
壹岐の妻役の和久井映見と娘役の多部未華子がまた、2人とも古風な顔立ちとつつましさでいい感じです!
多部の仏像顔は今の時代に貴重ですね…
あと今回良かったのは、原田芳雄の近畿商事社長。
あの手この手で壹岐を自分の思い通りにしていく、したたかさを見せて…
さすが!って感じ。
シベリアから帰り遺族会を束ねている元上官役の橋爪功も、しみじみとした名演。
「婚カツ!」とは大違いです…
そんなベテランに混じって天海祐希や竹野内豊、小雪、佐々木蔵之介、遠藤憲一といった、今勢いのある人たちが、それぞれ魅力的なキャラで出てるわけですから…
悪かろうはずがありません…
ただ、扱うテーマが自衛隊の戦闘機をめぐる商社どうしの戦いってことになると…
女性視聴者には硬すぎて、「官僚たちの夏」のように敬遠されかねませんね…
( ̄▽ ̄)b
今回の評価は長すぎたんで…
さて気になる視聴率ですが、
テレビ朝日の「その男、副署長」スペシャルと21時台重なったりしたせいもあってか…
14.4%
( ̄0 ̄)/
実は21時台に限ると
12.9%
22時台に限ると
15.3%
で、21時台はテレビ朝日や、日本テレビの「ケンミンSHOW」(13.9%)に 食われたわけです…
22時からの通常の枠なら15%超えは可能かと思います…
ただ18~19%までは行けるかは疑問ってところです…
( ̄0 ̄)/