せっかくの旬の食材を、変に味付けして調理してしまった創作料理を食べさせられてる感じだったのが…
フジテレビ 月曜21時
「東京DOGS」第1話
主演―小栗旬、水嶋ヒロ
脚本―福田雄一
演出―成田岳
こんなこと今さら書いても仕方ないと分かっていても、敢えて書きますが、
小栗旬と水嶋ヒロと吉高由里子の3人で、三角関係になる恋愛ドラマを、普通に月9らしくやってほしかった…
クリスマスに向けて、とびきり切ないやつをね…
小悪魔のような吉高に振り回される男2人の話で…。
別に月キュンとか、シリアスコメディとかじゃなくていいんで…
なんでこの3人でよりによって、こんな設定のドラマを見なきゃいけないのか…
そんな思いにかられながら見てました…
(o^-')b
ニューヨーク市警のエリートで、麻薬取引現場逮捕の指揮をしくじり、その場にいた記憶喪失の女の護衛で日本に来た高倉奏が小栗の役。
この前まで「天地人」で演じていた石田三成にも通じる有能だが無愛想で面白みに欠ける堅物というキャラ。
時々言うジョークはつまらないし、母(田中好子)からがかってくる電話にはどんな時も出て対応する…
ちょっとお茶目キャラ。
まぁ…こちらは良いんです、まだ…
問題は、皆さんもご不満でしょうが、
水嶋ヒロ演じる暴走族上がりの刑事工藤マルオ。
(`・ω´・)b
これは気の毒ですよ…
せっかく水嶋本人は英語堪能なのにしゃべれない役だし…
ハイテンションのオーバーな演技を要求されてるから、大きい目をやたらギョロギョロさせてるし…
全然そうは見えないのにスケベな女好きって設定だし…
やたらと早口のセリフで、ボケもかましてるけど良く聞こえないし…
ホント、このスタッフは水嶋ヒロをつぶす気か!と言いたくなるほどです!!
(`・ω´・)b
うーん…
困ったもんだ…
ゲストの成宮寛貴もあれじゃ~ね~、
ドンパチやって自分から死んじゃうだけでしたもんね…
テンポの良さは認めるけど、何か軽くて中身の薄いドラマですね、全体的に。
その薄さを笑いでごまかしている感じ…
福田雄一の脚本って、所詮深夜向けって気がします…悪いですが…
今回の評価は…
初回ですからまだ甘めにつけておきます…