脚本の尾崎将也は「結婚できない男」の時も導入部の書き方が上手くて、阿部寛の独身ぶりをニヤリと笑わせる描写で見せてましたが…
今回も主人公のおひとりさま教師(観月ありさ)が、女1人でも食べやすい店を吟味したあげくカップルだらけの店に入ってしまい失敗するというエピソードを見せてました…
イマイチ笑いのインパクト的には弱かったですが…
そういった小ネタの笑いが随所にあるのが…このドラマのしぶといところなんです!
TBS 金曜22時
「おひとりさま」第2話
主演―観月ありさ、小池徹平
脚本―尾崎将也
演出―植田尚
今回ちょっと笑えたのは、タバコを吸っている他校の生徒を注意したら「おばさん」と呼ばれ、生足じゃないとおばさんでしょ…と言われるところ…と
君香(松下奈緒)の真似をして防犯グッズを買いに行ったら、お子さん用ですか?と言われ、警棒を持ったら怖がられるところ…
観月ありさがムスっとした顔をして起きる笑いは、彼女のコメディエンヌとしての真骨頂で、こういうシーンが今後も楽しみです…
小池徹平の臨時教師のヘタレっぷりも、ますます磨きがかかって、居候先の親友の部屋は出るはめになりネットカフェ暮らし。
タバコ吸ってる生徒に注意しろ…と観月に言われてもビビってできず、盗撮男を追いかける時も電柱にぶつかり倒れてしまう…
それでもニコっと笑われると、観月演じる里美は洒落たレストランでおごってしまうし、ついには居候までさせてしまう…
ってことで同居するはめになった二人が、これからは恋愛関係に発展していくんでしょうが…
年齢も身長も差がある二人がどう恋人になるのか?
想像つきにくいだけに楽しみでもあります!
今回の評価は…前回同様に
小ネタはいいんですが、いま一つ全体的にアクセントが足りない気がします…
そのへんは今後に期待することにします!!