前回はセイラ(志田未来)への真里亜(小島藤子)によるいじめはピークに達し、見ていてイヤ~~な気分になる回でしたが、
今回はセイラと真里亜が、ちょっとだけ関係が良くなる回でした…
TBS 土曜19時56分
「小公女セイラ」第4話
主演-志田未来
脚本-岡田惠和
演出-金子文紀
学院恒例の「ロミオとジュリエット」の上演会。ジュリエットは当然真里亜に決まりますが、セイラは小さい頃から亡き母(黒川智花)にいつかジュリエットをやりなさいと言われていて、何度も読みセリフを暗記していました。
そのためみんなの練習相手として重宝がられるセイラ。それが面白くない真里亜。
わざわざ、小沼夫妻やカイト(林遣都)にも役を与え、セイラには舞台裏の手伝いを命じます。
それを見て「屈折してるね…」とボソッと突っ込みを入れるかをり。このかをりを演じてる忽那汐里という子は、「メイちゃんの執事」や「魔女裁判」にも出ていて切れ長で目力のある目が特徴的な女優さんです…
このドラマはサブキャラが、なかなか面白くて、学院長姉妹や小沼夫妻と並んでこのかをりというのもお気に入りのキャラです…
常にクールかつ中立にセイラと真里亜を見ていて、ボソッと突っ込みを入れる…その突っ込みがなかなか良いのです…
しかし、今回ツボだったのは陽気に踊る役をやらされて練習のとき1人だけ困った顔で踊るかをりの姿でした…
今後が楽しみな女優さんです…覚えておいてください!
さて話がそれましたが、真里亜は体調を崩してしまい、セイラを代役にという声も出ます。
しかし、セイラはわざと憎らしいことを言って真里亜を奮起させ、甲斐甲斐しく看病したおかげで真里亜は復活します…
元気になり面と向かってセイラに、「あなたが嫌いだってよくわかったわ」と言うのでした。それはセイラをライバルとして認める真里亜の屈折した表現だったのでしょう…
その屈折ぶりは学院長(樋口可南子)も同様で、ジュリエット役のセイラの母が病気になり代役でやったけど、うまくやれず冷たい視線を浴びたことがトラウマになっていました…
「あなたにはできるはずよ」と言ってくれたのは嬉しかったのに、同じようにはできずコンプレックスになってしまった憎しみ…
きっとそれが学院長にまでなる原動力だったのでしょうね…
なのにジュリエットの話をして、「なんてあなたは鈍感なの!?」とまたバキバキに打たれる笑美子先生(斉藤由貴)。今回はお約束の酔っぱらいシーンが無くて残念でした…
今回の評価は…
視聴率が思わしくないせいか、あれこれ本道を外れて迷走しそうな雰囲気が漂いつつあります…
次回の予告だと、カイトと駆け落ちみたいになってましたが、大丈夫でしょうか?心配です…
( ̄▽ ̄)b