セイラと学院長との対立は深まるばかりですが…
TBS 土曜19時56分
「小公女セイラ」第6話
主演―志田未来
脚本―岡田惠和
演出―吉田秋生
前回、学院生が修学旅行に行っている間にカイト(林遣都)とカイトの故郷へ行って留守番をしてなかったことが学院長(樋口可南子)の怒りを買ったセイラ(志田未来)。
痛そうなビンタをされ「出て行け!」と言われてしまいます…
しかし…
笑美子先生(斎藤由貴)の知人の鈴村(安田顕)が娘の路美を預けに来て…状況は変わります。
寄付金をもらえるため学院長もしぶしぶOKすると、鈴村と別れるなり路美はギャーギャー泣き叫び手がつけられなくなります…
ところがセイラが抱きしめて「大丈夫」と言ってあげると泣き止みます。
( ̄ー ̄)
そこで笑美子が姉に頼みこんで路美の面倒をセイラに見させることに…
しかし、この路美って子、ちょっとセイラと一緒にいないと泣くわ泣くわ、ムカつくぐらい泣くんです…
「セイラママ、セイラママ」ってベタベタつきまとって…
いくら寂しいからって、わがままだろって、だんだんムカつきました…
でもって、路美を鈴村が引き取りに来たら、すぐに出て行けと言う学院長に、セイラは「あなたは間違ってる…殴りたければ殴ってください…でも傷つくのは私じゃなくあなたの方です…」と言い放ちます…
ここの迫力はさすが志田未来!って感じで…
ビンタした学院長は部屋に戻ると泣き崩れてました…
回想シーンでは、若い頃に路美と同じようなことがあり、その時セイラの母親でなく、学院長が今回のセイラのように抱きしめて「大丈夫」って言ったんです…
つまり、性格は歪んでしまったけど、実は優しい心を持っていたってことなんでしょうね…
その時抱きしめてあげたのが亜蘭先生(田辺誠一)の少年時代のようで、亜蘭は本来学院長は優しい人だとわかっているようでした…
今回も笑美子先生の酔っぱらいシーンが無くて残念…姉妹のやりとりは相変わらず面白かったんですが…
ちょっと笑美子先生、今回は演技が過剰だったかな?
あと今回かおり(忽那汐里)がなぜクールなのかが分かりました…泣いたり怒ったり感情に流されるのがイヤで人と関わりを持たないようです…
「19世紀の人間」とかおりが言うセイラが今後どうなるのか、かおりには興味があるそうです…
今回の評価は…
しかし、作品の出来はゴールデン、プライム帯で最低の平均視聴率を取るほど、ひどくはないんですがね…