これまでは根本的な文句ばっかり言っても仕方ないので、せめて良いところを拾って見るように努めてきましたが…
それでなくても今回は良かったような気がします…
本筋が動き始めたからでしょうか？
フジテレビ 月曜21時
「東京ＤＯＧＳ」第６話
主演―小栗旬、水嶋ヒロ
脚本―福田雄一
演出―石井祐介
奏(小栗旬)にとって父を殺した憎むべき敵神野の、自分が恋人だったことを由岐(吉高由里子)が思い出したところで前回は終わったわけですが…
今回はその神野が近く暴力団と麻薬の取り引きをするという情報が入り、奏とマルオ(水嶋ヒロ)がおとり捜査をするという話。
最初志願したのは奏だけで、命を失う危険な仕事に行くと知って奏のことを愛し始めている由岐は心配でなりません…
堀川(勝地涼)の彼女に、言いたいことがあったら今のうち言っておけば…とかあおられて…
好き…と言いそうになるけど言えません…
つい、ごまかして「眠れなくて」とか言ってしまいます…
恋愛面はいたって鈍感な奏は、牛乳飲めとか半身浴しろとかバカ丁寧なアドバイスを始めます…
すると由岐が「何げに優しいね…」って言う…
この時の吉高由里子の切なげな表情が何ともいえませんでした…
今好きになっている人が最も憎んでいる男の、自分が恋人だったというジレンマ…そのやるせなさに溢れた演技で、やっと吉高由里子の実力全開！って感じでした…
そんな告白になれなかった告白を、寝たふりしていながら聞いていたマルオ。由岐を好きなのに、由岐は奏が好きという一方通行…
由岐を悲しませないため、自分が奏を守るしかない！と上司の許可なくおとり捜査に加わってしまいます！
このへんのマルオの男気が、水嶋ヒロを良く見せましたね…
暴力団に近づく2人。なかなか信用しない組長にニセの情報をつかまされ、現場に乗り込んだ益子(東幹久)と堀川はまんまとつかまり、重石をつけられ海に沈められてしまいます。
今回は東、勝地のおとぼけコンビが大活躍で、二人が乗り込んだ現場でススキを頭につけてる姿は、間抜けで笑えました。
(^○^)
こういうちょっと抜けた人をやらせると、ホント東幹久って人はうまいですね！またそれに負けないくらい勝地涼もすっとぼけた演技をしていて、若いながらこの人も力のある役者です！
今後もこのおとぼけコンビは活躍してほしいですね…
結局、神野だけは逃してしまい、捕らえた手下から由岐の店にいた吉村の正体が組織の裏切り者の甲斐崎だとわかりました…
そして、由岐はついに自分が神野の恋人だったことを奏とマルオに明かします…
甲斐崎の目的は？
神野の正体は？
由岐はまだ何か思い出すのか？
やっと面白くなってきました…
小栗旬の組長に怒鳴るシーン、ちょっと「クローズＺＥＲＯ」入ってましたね？小栗旬がいろんな演技の引き出しを持っていることがわかるドラマですね…
今回の評価は…
もうお母さんの絡み無くてもいいんですけど…
(￣▽￣)b