昭和の仕事人間…「不毛地帯」第7話批評&視聴率 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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映像のトーンをわざとダークに渋くしているせいも、あるとは思いますが…





どこか古くささを感じてしまうのが、損だなと思えてしまうドラマです…
半年も連続ドラマでやるより2夜連続のスペシャルドラマとかで良かったのではないかと最近思えてきたのが…






フジテレビ 木曜22時
「不毛地帯」第7話




主演―唐沢寿明
脚本―橋部敦子
演出―澤田鎌作





大門社長(原田芳雄)直轄の業務本部の長として壹岐(唐沢寿明)は辣腕をふるい、里井副社長(岸部一徳)はじめ他の重役たちとの対立を深めていきます…






これまで近畿商事が重点を置いていた繊維部門を縮小し、重工業に力を入れていくべきだと力説する壹岐。





業務提携している千代田自動車の業績をのばすことに力を注ぐことになります…





しかし、里井は千代田の営業担当重役(田村亮)と他社との合併をもくろみ…






東京商事の鮫島(遠藤憲一)はアメリカのフォークと日本の東和自動車の合併をもくろみ…






おまけに久々登場の小出(松重豊)は千代田が開発中の新車の写真と設計図をネタに金をゆすりに来たり…(松重豊が不気味さ全開で怪演!)






と壹岐を阻むものだらけ…





しかも妻の佳子(和久井映見)が楽しみにしていた久々の家族4人の晩餐をすっぽかしてしまい、珍しく妻からも怒りを爆発されてしまいます…






確かに、昭和のあの頃の仕事人間のお父さんってあんな感じだったけど、今の時代に見るとただの勝手な親父にしか見えず損ですね…





あと、このドラマ、せっかく小雪と天海祐希をキャスティングしてるから、出番作らないと…的なシーンが、良い方向に機能してませんね…






確かに男くさいシーンばかり続く中で、華やかさはあるけど、小雪演じる千里のシーンはどうでもいい感じ…本筋から浮いてしまっています…丹阿弥(加藤虎ノ介)とはどう見ても不釣り合いだし…






うーんしょぼん
いろんな意味で悩ましいドラマです…






今回の評価は…6
物足りない回でしたね…






今回の視聴率は?







10.6%
(前週比ダウン0.1%)






かろうじて2桁はキープしましたね…



やれやれ…



来年の3月までずっとこんな視聴率が続くんでしょうか?