改めて母になろうとする女性って強いな~と思ってしまった回でした…
日本テレビ 水曜22時
「ギネ~産婦人科の女たち」第8話
主演―藤原紀香
脚本―大石静
演出―久保田充
今回は前回のラストに子宮から出血して倒れた一代(内田有紀)の話が中心の回かと思ったら…さにあらず…
欲張りなこのスタッフは、いろんな要素を盛り込んできました…
中でも一代より比重が高かったのが、染色体に異常があるため生んでもすぐに死んでしまう胎児を身ごもっている小枝(須藤理彩)の話。
生んでも死んでしまう…と分かっていながら、せめて1度でもこの手に抱いてみたいと願うその切なくも強い母性に打たれました。
夫はきっとこれまでも中絶しようと言ってきたはずだし、帝王切開の必要が出てきたら、何も危険をおかしたり、傷を残したりまでしてやらなくてもと反対します…
まぁ男はそうですよ…
でも、強硬に妻は産むんです…涙ながらに懇願する須藤理彩が良かったですね…
同じことが須佐見教授(國村隼)と一代の間にも起こっていて…
卵巣がんと判明した一代を一刻も早く救いたい須佐見は、中絶しがん治療をしたいのですが…
一代は帝王切開が可能になったら産むと言ってきかないのです…
一代を無理に寝かせてでも中絶すると須佐見は医師とも思えぬ発言までします…
ここでも内田有紀が鬼気迫る演技でした…卵巣がんの人が産む子供って大丈夫なんだろうか?母親になる女性ってホント強いですね…中絶させようとする夫を訴えるとまで言うんですから…
この2人の話に加えて、
君島(松下由樹)が須佐見に代わって教授に…と院長に言われ、人員整理のため厄介者の柊(藤原紀香)のクビを切れと迫られる話…。
以前、子宮全摘出になってしまった利佳子(石橋杏里)が忘れた頃に再度登場。
あの時のいきさつが思い出せないので、玉木(上地雄輔)に何が言いたくて何を怒っているのかがイマイチ伝わりづらく…
自宅に帰る玉木を刺したのも唐突感は否めませんでした…
俺の精子も奇形で…って言って励ましてましたが、そのことで悩んでるんですかね?院長の娘と結婚するならそのこと言わないとマズいでしょ…
まぁどう見ても結局別れそうなカップルですけど…
今回も紀香の柊は、まともだったので…そちらは…楽しみは無し…
この病院を出ることになって終わりなんでしょうね…
今回の評価は…
視聴率は…
9.5%
(前週比2.3%)
裏の「FNS歌謡祭」が特に22時台は強力でしたからね…