嵐のための嵐のドラマ…「最後の約束」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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嵐のメンバー全員が10年ぶりに共演するスペシャルドラマ「最後の約束」が昨夜放送されました…
今日はその感想を書きます。





まぁ、それなりに楽しく見られました…
メンバー1人1人が、そのキャラクターに合わせた役を割り振られて、演じていたのですんなりと見られたというのが大きいですね。
(o^-')b






ある会社の本社ビルに勤めたり出入りしている男たち…
二宮和也が演じるのはビルのセキュリティセンターに勤める社員。

松本潤が演じるのはバイク便の配達員。

櫻井翔が演じるのは保険会社の営業マン。

大野智が演じるのはビルの清掃員。

相葉雅紀が演じるのはビルのロビーにあるコーヒーショップの店員。





このビルの中にいる人々を人質に、立てこもり犯人が外出中の社長(津川雅彦)に身代金を要求するという事態が起こり5人が、それに巻き込まれるという話。






しかし、巻き込まれサスペンスかと思いきや…さにあらずで、5人の言動にそれぞれチラチラと変なところが見え隠れしはじめ…





って展開になっていくわけです…

なかなかテンポも良くて、犯人の本当の要求が何なのかが徐々にわかっていく仕組みも、5人が実は仲間で犯人だとバラす驚かせも、薄々そうだろうとはわかっていても、うまく描かれていました。






ただ、10年前に薬害で死んだ仲間の死因を、薬のせいだったと社長に認めさせ、公に謝罪させたいから計画した…っていうのは…






わからなくはないけど、うーんしょぼんって感じで、
何か拍子抜けしましたね…急に絵空事っぽくなってしまって…





まぁでもムキになって批判する気はありません…





なぜなら、このドラマは嵐全員が共演すること自体を楽しむドラマだからです…





10年経って経験を積んで、みんなそれぞれ役者が板に付いてきたな~って感心し、
10年後はどうなってるんだろう…なんて思いをはせながら、
見ればよいドラマなわけですからね…
(^-^)b





そういう目で見ると…

二宮和也が上司役の藤木直人との腹のさぐりあいのような会話で見せた皮肉な感じとポーカーフェイスぶり…





松本潤が行動を共にする社長令嬢役の黒木メイサとの間のやり取りで見せた、ぶっきらぼうな熱さ、まっすぐな感じ…





櫻井翔が同じく薬害で父を喪った社員役の大塚寧々に、調べあげているとちらつかせるところで見せた変わり身の知性…、監視カメラに向かって人質解放を訴える正義漢ぶり…





大野智が元空き巣役の小堺一機との会話で見せた、実は企みがありそうな二面性ぶり…





そして相葉雅紀がヘタレっぽいのに、懸命に与えられた任務をちゃんとこなそうとするナチュラルぶり…





どれも彼らがこれまで主演してきた連続ドラマを思い起こさせるものが、ほの見えて…
経験が無駄でないことを感じさせてくれました。






また10年後に全員で共演するドラマをやってもらいたいものです…






その頃はどんな役者になっているんでしょうね…?