期待どおりのスタート…「コード・ブルー」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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4人のフェローの成長が頼もしく思える第2シリーズのスタートでした。





フジテレビ 月曜21時
「コード・ブルー2」第1話



主演―山下智久
脚本―林宏司
演出―西浦正記





特に再放送やスペシャル版を見ておさらいしたりせず見たので、忘れてた部分も結構あって、






冒頭に駆け足で振り返りがついてましたが、あれだけだと足りないくらい…






どちらも見てた人にはまだ、あ~そうだったなと思い出せても、





見てなかった人には不親切な短さだったかもしれませんね…





そうか…耕作(山下智久)のおばあちゃんの認知症って治ったんだっけ?とか…






そういえば救出作業中に緋山(戸田恵梨香)は大ケガしたんだったな…とか






黒田(柳葉敏郎)の腕を切るはめになったのは白石(新垣結衣)のミスだったんだな…とか






冴島(比嘉愛未)の彼ってなんであの難病になったんだっけ?…とか






いろいろ考えてしまいました。またそれぞれが今回のシリーズに関連してくるようなので、なおさらもっと丁寧に説明しても…とは思いました。






ただ今回は今回のストーリーもしっかりあるわけで、




「奇跡」っていうのがキーワードの回でしたね。






救命に奇跡はない…って冒頭ではナレーションで相変わらずクールなことを言っていた耕作が、川で救出した少年が1時間近い心肺停止後に、心臓が動き出した奇跡があり…





脳死して植物人間になってしまいそうなその少年の意識が戻る…もう1つの奇跡が起こるかもしれない…と少年の母親に言う…までになる心の変化を描いていました。






新たに配属されてきたフェローたちの卒業できるかを見きわめる橘(椎名桔平)は、ドライに物事を割りきるタイプで、この男のように割りきることが「医者になること」なのか、この先卒業までフェローたちは葛藤していくことになるんでしょうね…






奇跡という言葉では、冴島に会える時間を大切にするため退院し、延命措置も拒んでいる彼氏(平山浩行)が冴島に語る、こうして君と会えることがどんなに奇跡かを、長々と語るセリフが胸を打ちました。






林宏司の脚本が優れた名シーンでした…






橘という男の存在が今シリーズのキーになりそうです…三井(りょう)の元夫で二人の間に子供もいるようですし、西条(杉本哲太)との間にも何か過去にあったようですしね…





きっと何かのきっかけで、あそこまで割りきる考えになったんでしょうからね…





あと、経験を積んで自信をつけた藤川(浅利陽介)が、そのうちヘマをしてしまいそうなのが心配なのと…





緋山の後遺症が結構ひどそうなのが心配ですね…





今回の評価は…8





感動的なエピソードの回を期待したいと思います!!