母の死…菅野美穂「曲げられない女」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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初回で恋人、第2話で職場を失ったヒロインの早紀(菅野美穂)。今回は故郷に住む母(朝加真由美)をついに喪ってしまいました…





これまで2回とは少し違うパターンでしたが、見ごたえは変わらず、感動的な回でした!





日本テレビ 水曜22時
「曲げられない女」第3話



主演―菅野美穂
脚本―遊川和彦
演出―吉野洋





母が倒れたとの電話で故郷に帰った早紀。





教師を続けてきた母は、早紀に劣らぬ頑固者で、心臓が悪いのに医師に逆らって教壇に立っていたのです。




次に何かあれば命が危ないという状態。
それでも母はまた教壇に立ちたがります。






言い争いをする母と娘。どっちも後に引かず冷戦状態。
と、そこへ今や早紀のプチ追っかけ状態の…、
家族に無視され家で居場所のない主婦璃子(永作博美)と、
職場でやることのないお飾り警察署長の藍田(谷原章介)がやってきます。






母の強硬なお願いに折れて、病院から密かに連れ出すことにする早紀。





璃子と藍田の助けもあって成功しますが、いざ学校に着いたところで、毎度おなじみの太鼓の音が鳴って、早紀のシャッターがおります!!





今まで母のお願いばかり聞いて、自分より生徒を大切にする母を許してきたことへの怒りをぶちまけるのです!!





しかし、「このあと落ち込みますよ…」という藍田の言葉どおりにガクっと落ち込み、早紀は1分でも1秒でも長く生きて欲しいと涙ながらに訴えるのです。





さすがに母も折れて、病院に戻り、早紀が代わりに教壇に立って母の思いを伝えようとします。





病院で璃子と藍田だけ中に入ってもらい、母がベッドに正座して、娘のこれからを頼むところは泣けましたね…





私の育て方が悪くて、人とうまく付き合えない子にしてしまいましたって…





言葉が胸を打ちました。




母の死後、母が書き続けていた10年日記を焼く早紀。早紀が10年日記を書いているのも母譲りだったんですね…





いろんなものを失い、落ち込みがちの早紀がどうまた立ち直ってくれるか?
璃子と藍田がどう助けてくれるか?
今後が気になります。





菅野美穂と朝加真由美の親子の丁々発止は見ごたえありましたね。





菅野はすっかりこの早紀って役を自分のものにした感じ。すごい女優です。





永作と谷原も表の顔と裏の顔の演じ分けがうまい人たちなので、なぜこの二人が早紀にかまうのかに説得力があります。





藍田は早紀にひかれていってるようだし…





かわりに塚本高史の元カレは、どんどんイヤなヤツになっていってる感じで気の毒でもあります。





今回の評価は…8






ちなみに視聴率は前回落ち込んだので心配していましたが…






13.7%
(前週比アップ2.7%)






良かった~
また上がりましたね。
口コミで評判が広まり、15%近くまでいくのでは…って思ってます。





そのくらい行ってもおかしくないドラマなんですがね…
( ̄▽ ̄)b