持つべきものは友…「君たちに明日はない」第4話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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高校の時、優等生だった男が、上司への失言で冷遇されリストラの候補に。





その事実上のリストラである早期退職を会社に代わって促すのは、高校の同級生で落ちこぼれだった男。






二人が面接という場で再会するという皮肉な設定の今回は、なかなか面白い回でした…






NHK 土曜21時
「君たちに明日はない」第4話




主演―坂口憲二
脚本―宅間孝行
演出―岡田健





優等生だった男池田(青木崇高)は一流銀行で優秀なバンカーとなったものの、自分の銀行が他の大手銀行と合併しメガバンクに。






その合併後、上司に逆らい暴言を吐いたのがもとで、花形部署から閑職に追いやられ、挙げ句に今回リストラの対象に。
ありそうな話ですよね、これって。






でもって、落ちこぼれだった男、面接官村上(坂口憲二)は、なぜあの優秀な男が?と不思議になり、今も飲み友達の同級生山下(北村有起哉)に調べてもらいます。






実は山下は、池田の銀行が合併した相手の銀行に以前勤めていたからです。






山下の調査で事情が分かった村上は、リストラした人のアフターケアをしてあげたら…という陽子(田中美佐子)の言葉がヒントになり…、






ルールを破って退職を拒む池田に面接以外で接触。今は不動産投資の会社にいる山下に池田をヘッドハンティングしてもらえるよう提案する。






抵抗していた池田も、すべて言い出せず隠していた妻(遠藤久美子)が察知していたのを知り、受け入れるのでした。





まさに、持つべきは友…
良いことをした村上でしたが…
陽子の時といい、今回といい、やってはならないことを、情にかられてやってしまい、今の仕事への疑問を募らせます。





どうなっていくんでしょう…





面接シーンの言葉の応酬、回を重ねての変化が、このドラマのみどころで、今回は見ごたえのある回でした。






仕事でのクールさと、陽子を口説いている時の甘えん坊ぶりのギャップがあるほど面白いです。





そのへんの硬軟の演じ分けを坂口憲二が、なかなかうまく演じていると思います。





今回の評価は…7





あと2回です。
この枠4月からは江口洋介主演らしいです…
NHK、力入れてますね…
( ̄▽ ̄)b