冬ドラマアカデミー賞発表!…その2 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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昨日に引き続き、冬クールに放送された連続ドラマで、私めが最後まで見た10作品の中から独断で選んだアカデミー賞を発表していきます…
(^_^)/





残るは…
最優秀助演男優賞、女優賞
最優秀主演男優賞、女優賞
最優秀作品賞

の5つです。





まずは…
最優秀助演女優賞…





ノミネートされたのは…





「コード・ブルー」
比嘉愛未

→前シリーズより格段に、冴島の存在感が大きくなり、4人のフェローたちと同等の扱いになったのは、比嘉自身の成長によるところも大きかったと思います。
スタッフの期待にこたえて、恋人悟史とのくだりを健気に好演しました。





「曲げられない女」
永作博美

→妊娠中ながら最後まで妊婦姿で出演し続けた役者魂にまず拍手。

以前から裏表のある役が上手い人だな…と思ってましたが…


今回は淋しさを抱えながら、それを表に出さないウソつき主婦をのびのびと演じ、まさに好助演でした。





「曲げられない女」
朝加真由美

→主人公に多大な影響を与えた母親の役。死ぬ間際、病院のベッドに正座し、娘のことを藍田と璃子に頼むシーンは泣かせる名シーンでした。





「ヤマトナデシコ七変化」
大政絢

→最初はキャラを作りすぎの気がして、あまり感心しませんでしたが、回を追ってドタバタが減り、人間味のある演技をするようになったら、この人の良さがどんどん出てきました。





まさに成長途中の女優といった感じで、今後が気になります。





以上4人の中から今クール最優秀助演女優賞に選ばれたのは…?






「曲げられない女」
永作博美





これは文句なしでしょう。最終回の陣痛が起きてる時に早紀を挑発し、怒らせるシーンは圧巻でした!!





続いて最優秀助演男優賞…




ノミネートされたのは…





「コード・ブルー」
平山浩行

→不治の病にかかり、死を待つばかりのエリート医師の無念を、身体の自由がきかない中で見事に演じました…





今シリーズ前半のアクセントとしての役割を立派に果たしていました…





「コード・ブルー」
椎名桔平

→フェローと敵対する存在になるのかと思ったらさにあらずで、以前は患者に入れ込む医師だったのに、傷つき割りきる医師になってしまった男を、皮肉と苦さと優しさを込めて演じました…





「曲げられない女」
谷原章介

→ニコッと笑って冗談を言い遊び人ぶっているが、実は職場ではお飾りで、自分が何をしたいのか探せずに来てしまった男のむなしさを、この人ならではの演技で見せてくれました…





菅野美穂と永作博美のアクの強い演技をがっちり受け止めたのも、彼の実力があればこそだったと思います。




「不毛地帯」
原田芳雄

→このドラマ、岸部一徳や遠藤憲一など演技派が目白押しでしたが、全編通じて主人公をバックアップした社長役の原田の存在感は卓越していました。
ホント今や貴重な役者さんです…




おまけでもう一人…

「コード・ブルー」
「泣かないと決めた日」
「不毛地帯」
「ブラッディ・マンデイ」中原丈雄

→今クール、実に4作品に出演、よく頑張ってるな~と感心。「コード・ブルー」の白石パパや「泣かないと決めた日」の自殺する上司など重要な役を担っていました。





以上5人から最優秀助演男優賞に選ばれたのは…





「曲げられない女」
谷原章介





永作博美と同様に、あて書きで書かれた役かと思えるぐらい、はまり役でした。




今までの蓄積が、優れた脚本、演出で開花した感じです。





続いては
最優秀主演女優賞…





ノミネートされたのは…
残念ながら2人だけ。





「泣かないと決めた日」
榮倉奈々

→あまりにイヤな…いじめや嫌がらせシーンが続き、リタイアしそうになったものの、彼女の笑顔と折れない心で見続けることができました。





ホント笑顔のいい女優です。
今後まだまだ伸びていくと思います。





「曲げられない女」
菅野美穂

→菅野主演のドラマにハズレなしというジンクスを守り、彼女ならではの演技力でただの変人にせず、共感できるキャラにしました。




脚本、演出にかなり高度な要求をされながら、それをこなしてしまうところが、すごいところ。





視聴率も最終回に向け尻上がりで、今やこの枠では、篠原涼子と二大看板になりました。





そして最優秀主演女優賞は、もちろん…





「曲げられない女」
菅野美穂





とにかく恐れいりましたの一言です…






最後に
最優秀主演男優賞…





ノミネートされたのは…





「コード・ブルー」
山下智久

→記事でも書いたように、彼の欠点を完全にカバーした寡黙な役。今シリーズでは自らの出生の秘密と向き合って苦悩し、同じように悩みを抱える仲間へのさりげない優しさも見せました。




前シリーズより更に役柄に深みが増した感じで、彼自身の演技にも進化が見られました。





「不毛地帯」
唐沢寿明

→なかなか視聴者が共感を持ちづらいキャラで、演じる方も難しかったと思います。





しかし、さまざまなクセ者たちと対峙し、豪華キャストの中で主役たる存在感を示したのは…
立派です。





「ヤマトナデシコ七変化」亀梨和也

→最初のうちは作品自体がおちゃらけていて、演技の発揮しようがありませんでした。





しかし、低視聴率となり、中傷記事など出てからは、主演の自分が頑張らなければ…と奮起したかのように…





終盤は母とのくだりで、入魂の演技を見せ、そのポテンシャルの高さを見せました。





以上3人から最優秀主演男優賞に選ばれたのは…





「コード・ブルー」
山下智久





修二と彰の2人の主演対決。軍配は山下に上がりましたが、演技的には亀梨も健闘したと思います。





さぁ残るは最優秀作品賞ですが、それは明日、満足度ランキングと共に発表します。





果たして作品賞はどれでしょうか?
( ̄▽ ̄)b