超豪華キャストが話題の3夜連続ドラマが昨日から始まりました…
三谷幸喜がどんなものを書くか期待したのですが…
フジテレビ 4月9日21時
「わが家の歴史」第1話
主演―柴咲コウ
脚本―三谷幸喜
演出―河野圭太
う~ん
う~~~ん
このドラマのどこに三谷幸喜らしさがあるんでしょうか…
他の脚本家が書いても良かった気がしてなりません…
三谷幸喜の真骨頂は、ドラマなら「王様のレストラン」映画(元は舞台ですが)なら「ラジオの時間」のように、
ほぼワンシチュエーションで、そこで繰り広げられるドタバタ群像喜劇を、ペーソスもまじえ描くところにあるわけで…
このドラマは八女一家の歴史を、その境遇の移ろいとともに描いており、三谷イズムが発揮される余地はないのです。
唯一、三谷が楽しんでるなとその遊び心が出ているのが、やたらと八女一家が、後に有名人になる人物と出会うこと。
今回だけでも
エノケン、美空ひばり、村田英雄、長谷川町子、畑正憲、高倉健と出てくる出てくる…
次回以降もまだいろいろ出てきそうです。
さほど波乱万丈ってほどでもない一家の歴史を、つい見てしまうのも、超豪華キャストによるのでしょうが…
富司純子のお母さんは老けすぎの気も…
三谷がキャストにあわせてあて書きしてるからか、
西田敏行も佐藤浩市も天海祐希も大泉洋も柴咲コウも佐藤隆太もノビノビと個性を発揮してます。
そのへんの役者の生かし方はやはり上手いですね…
感心します!
今回の評価は…
ちょっと期待はずれだったので辛めに…
第2話はどうでしょう?