過保護なヒロイン…上戸彩「絶対零度」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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ほらね…やっぱり。
そうだったでしょう…
そうなっちゃうんですね…




このドラマ、上戸彩が初の刑事役に挑むっていうのが売りなんですが…





フジテレビ 火曜21時
「絶対零度」第1話



主演―上戸彩
脚本―酒井雅秋
演出―村上正典





うーんしょぼん
上戸彩がどこまで今までの上戸彩でない役を演じるかがポイントだとヒット予想で書きましたが…





大して変わってない…
新米刑事の桜木(上戸彩)にみんな優しい。
何せ大ボスの室長(北大路欣也)が何かと課題を出したり、アドバイスしたりして目をかけていらっしゃる…





それじゃ怖くて、みんな新米に優しくもなりますよね…





とはいえ、ここは警視庁捜査1課に特別に未解決事件解決のため新設された部署でしょう?





当然、優秀な人材が集められたシビアな部署のはずなんだけど、その空気が感じられない…





さすがに
プロファイリングの達人の高峰(山口紗弥加)や
頭脳明晰の深沢(丸山智己)や
叩き上げの白石(中原丈雄)らはそういう雰囲気を醸し出しているんですが…





上戸彩が寝癖のついた髪で…かわいい…みたいな和める感じが、緩めてしまってるんですね。





いつもよりちょっと大人っぽく、捜査への一途さを演じているのはわかるんですが…





良くも悪くも上戸彩のキャラクターが強すぎるんですね…





もっと彼女に陰影を与える人物背景を設定した方が良かったかも…
とも思いました。





キャストについて先に言ってしまうと、
変に役作りしてる宮迫博之の演技が、やはり鬱陶しい…なんでこの人は上手く見せよう見せようとするんでしょう…
一方、科捜研の画像解析担当を演じる木村了は、いつもと違ってカーリーヘアでアゴひげを生やし、ちょっとクセのある役作りで、なかなか面白いキャラクターでした。

文句たれの女リーダーの北川弘美とのからみも今後毎回ありそうです。





ところで肝心の内容ですが、未解決事件の難しさみたいなものが感じられませんでした。





なんで事件が起きた頃にそこまで突っ込んで捜査しなかったのか?迷宮入りって警察の手抜き?ってぐらいにしか思えませんでした。




科学捜査の発達のおかげで未解決事件が解決可能になった部分は大きいんでしょうから、もっとへぇ~!?って驚く展開が欲しいです。




今回だとネットに流れた映像で場所の特定ができたのには驚きましたが…





ん?
だったら「科捜研の女」を見ればいいのか?
まぁそんなこと言わずに、もうしばらく見てみますが…





今回の評価は…6