このドラマのエンディングに流れる主題歌、いいですよね…
城南海という奄美大島出身のシンガーが歌ってる「童神~私の宝物」という曲。
心をわしづかみされるような…やるせない旋律と清らかな歌声。
とても耳に残ります…
あてもなくさすらい流れゆくヒロインの境遇とも重なり、その中で癒される宝物…誘拐し疑似親子になった娘のかけがえない存在も感じさせ、とても良い曲です。
NHK 火曜22時
「八日目の蝉」第3話
主演―檀れい
脚本―浅野妙子
演出―藤尾誠
今回のサブタイトルは…
「悲しき女たち」。
そのタイトルどおり、エンゼルの家にいる女たちの悲しい境遇や過去が描かれました。
厳格に規律を重んじるサライ(高畑淳子)は、実はかつて育児ノイローゼで、我が子をベランダから放り投げ、殺してしまった過去が。
そんな自分の罪にさいなまれ、悔い続けて生きているんです。
また離婚した夫に息子を奪われた久美(坂井真紀)。
会いたい一心で、会いに行きますが、息子はもう久美の顔を忘れてしまっていて、しかも新しい母になついている様子。
パンを欲しがる息子に、チョココロネが好きなはずだから…とただであげます。
涙ながらに新しい母と幸せそうに去って行く息子を見送る久美。
自分の手で育てられない口惜しさがにじみ出たシーンでした。
自分が生んだ子供ではなくても母と思ってなついている薫と、エンゼルの家でいつまでもいたいと願っていた希和子。
しかし、親の反対をおして出産するため駆け込んできた女性の父がマスコミも引き連れ押しかけて来て…
テレビに希和子も映ってしまい…
エンゼルの家にいられなくなります…
次に身を寄せるのは小豆島にある久美の実家らしいです。
そこも安住の地ではないんでしょうね…きっと。
今回の評価は…