単なる謎解きで終わらないところが、このドラマの優れている点で、今回もじっくりと考えさせながら見ました。
テレビ朝日 水曜21時
「臨場2」
主演―内野聖陽
脚本―尾西兼一
演出―藤岡浩二郎
小坂検視官(松下由樹)が毎朝出勤の時通る住宅街。
それぞれの家が幸せそうで…
中でも母と子が庭にパンジーを植えている家には、声をかけたりもしていました。
ところが、その家の夫の刺殺体が発見され…
凶器の包丁がなくなっていたり、血痕が床に見当たらなかったり、不思議な点が多く…
調べるにしたがって、刺したのと抜いたのに時間差があることも分かり…
発見者の妻が疑われますが、妻は犯行を認めません…
それもそのはずで、刺したのは夫が自殺してしまい、それを恨みに思う女性の犯行。
その女性も幸せそうなパンジーを植える光景を見て、彼女の場合は腹が立ち、幸せを壊したくて殺意が固まったのでした。
発見した妻は、うつ気味だった夫が自殺したものと思い込み、それでは保険金も下りないので包丁を抜いて、他殺に見せかけたのです。
幸せそうな家にも、そんな暗い心の闇があったということ…
ちょっと考えさせられる内容でした…
倉石(内野聖陽)の「オレのとは違う」が、どこで出るかも、このドラマの楽しみ方の一つですね…
あと、今回現場立ち会いにいる警官役で「コード・ブルー」で悟史を好演した平山浩行が出てましたが、今後も出るんでしょうか?
やけに気になりました。
あと、五代(益岡徹)が立原(高嶋政伸)に言った「お前も今にわかる…」って、何が?
今回の評価は…
ホント安心して見ていられる作品です。