ワガママで意地悪で怒りん坊な…大野智「怪物くん」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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なぜ藤子不二雄の漫画は長く愛されてきたかといえば、ドラえもんにしてもオバケのQ太郎にしてもダメなところが必ずあるんですよね…





怪物くんにもそれが言えて、本来なら友達になりたくないようなダメキャラで、それがまた愛されてきた理由でもあるわけです。





日本テレビ 土曜21時
「怪物くん」第3話



主演―大野智
脚本―西田征史
演出―狩山俊輔





今回は怪物くんとヒロシの友情がテーマでした。





ヒロシは友達について書く宿題で、怪物くんのことを書こうとしますが、書いていくうちに悪口になってしまいます…





怪物くんはすぐ怒るし、ワガママで、意地悪だと…





ホントその通りで、そんなクセの強い怪物くんを、大野智が小気味よいまでに徹底して演じています。





感心したのは、ヒロシの持っている魔王石を奪おうとアックマー(津田寛治)が化けたニセ怪物くんと、ホンモノの怪物くんを、うまく演じ分けていたこと。





なかなか達者なところを見せました。
大野くん、大したものです。





悪口が言えるだけ相手のことがわかり、仲がよいということを怪物くんは学んだわけですが…





人間界で一つ一つ怪物くんが基本的なことを学んでいくのが面白くできてますね、このドラマ。






毎回いい味を出していたアックマーは、残念ながら今回の失態でデモリーナ(稲森いずみ)に始末されてしまいました…気の毒に…





今後はデモリーナ自ら人間界に来るようです。





ホルマリンづけみたいになっているデモキンの松岡昌宏は、後ろ姿だけで本人は前回から出なくなりましたね…
そりゃ無理もないですが…(汗)





今回の評価は…6





ヒロシ役の濱田龍臣という子役も、しっかりした演技をしますよね。
ホント近頃の子役は皆しっかりしてますね…
(^-^)b