くだらないけど面白い…「警部補・矢部謙三」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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これまで記事には書いてないんですが、実はお気に入りのドラマの一つなんです…




テレビ朝日 金曜23時15分
生瀬勝久主演
「警部補・矢部謙三」





なかなか10%超えを通すことが難しいこの枠で、初回から3話連続10%を超えて好調を維持しています。





「TRICK」のおなじみキャラのスピンオフというおなじみ感が強みで、矢部謙三のテッパンのカツラネタが随所に出てきて、ニヤリとさせてくれます。





特に私めが好きなのは、いつも「変装してるんですね…」と言われることで、





庶務係の棚にあるファイルにも「変装費」のファイルがあったりして、





そういう小ネタがちりばめられているのが楽しいドラマです。





主演の生瀬勝久は、当たり役と言っていい安定感で、主人公になっても…
小ずるくて、
威張っていても弱虫で、
金にセコくて、
という小人物ぶりを見せてくれています。





それなのに、まわりのアシストでなぜか事件が解決するという適度な謎解きも、なんとなく見れてしまいます。





相棒の秋葉(池田鉄洋)はこれまでの相棒では、最もよい相棒(→面白さで)ですし…





庶務係の桂(貫地谷しほり)と桜木(鈴木浩介)が活躍するのも、ユニークで面白いんですね。





特に大河での佐那とは180度違うハジケっぷりを見せてくれる貫地谷しほりに、役者魂を感じます。
大河で抑えてた分、こちらで爆発してるみたい…





でも鈴木も池田も生瀬もそうですが、ちゃんとした演技で単なるおふざけになっていないのが良いんです。




そこがこのドラマの良さです。





ちなみに、庶務係の伝票処理する独特のしゃべり方をするおばさんが私めのお気に入りキャラです。





このドラマあと2回で終わってしまうのが残念でなりません…





あくまでも映画の宣伝のためなんですね…