原作を読んでおられない方は、そろそろこのパターンにイライラし始めているのではないでしょうか?
なんでこの刑事は、こんな細かいとこにこだわって、どうせ犯人じゃない人のウソを暴くことに、貴重な捜査時間を割いているのか!?…と。
お腹だちは、ごもっとも…
1話1話を個々に見ていけば、それなりに見ごたえがあるのですが…
連続ドラマとして見ると、なかなか本筋に入らないもどかしさを感じずにはいられませんからね。
TBS 日曜21時
「新参者」第4話
主演―阿部寛
脚本―真野勝成、牧野圭祐
演出―山室大輔
今回のキーマンは時計屋の主人(原田芳雄)。
殺された峯子が最期に書きかけていたメールに書かれていた人物。
子犬の頭をなでてたら、会ったと書かれていて、時計屋は峯子と会ったその場所を知られたくなくてウソをつくわけです。
そのウソを加賀(阿部寛)と松宮(溝端淳平)コンビは、じっくりと調べて、暴くわけなんですが…
そこには時計屋の家庭内の事情がからんでいて…
駆け落ちした娘の安産を密かに水天宮で祈ってたってオチなわけです。
わが妻いわく…
「随分、人の家のことに首を突っ込むお節介な刑事なのね~」
まぁ、そう思いますよね…
ウソがばれたおかげで、駆け落ちした娘夫婦とも孫とも会えたんですから…
でも、そんなほのぼのしていていいのか!?って心配にもなりますよね…
原田芳雄が頑固で偏屈な時計屋を好演してましたが、
その店員の恵俊彰の演技は鼻につきましたね…
なんかコイツ自分は演技が上手いと思ってんじゃないか!?って感じで…
これまで良いキャスティングを続けてきたドラマなのに残念な感じでしたね…
時計屋の奥さん役は私めの好きな笑顔女優、松本じゅんさんでしたが…
まぁ…次回からは本筋に入っていくと思います
お腹立ちの方はご辛抱を…
今回の評価は…
加賀が最終回までたい焼きを買えず、事件が解決したら買えるってオチなら面白いのに…と密かに楽しみにしてます。