キムタクの劣化…「月の恋人」第1話視聴率&批評 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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いや~~~
どうでした?みなさん…





キムタク社長は…?





はっきり言わせてもらうと、キレ者の社長には見えなかったし、器の大きさは感じられませんでしたけど…




フジテレビ 月曜21時
「月の恋人~MOON LOVERS」第1話




主演―木村拓哉
脚本ー浅野妙子、池上純哉
演出―西谷弘




私めはキムタクってリカちゃんの着せ替え人形みたいだと思うわけです。





パイロットやったり、
レーサーやったり、
弁護士やったり、
総理大臣やったり、





いろんなキャラを演じるけど、いつもあくまでキムタクが演じる○○なんですね…





それを求められてきたし、それを良しとして、キムタクは「いつものキムタク」を演じたきたわけです。





しかし、20代後半から30代前半はそれで良かったのですが、さすがに飽きが来たというか…若作りに無理が出始めてきました…





人間って薄情なもので、一度心が離れると、ここがイヤ、あそこがイヤと言い始めるもので…。





今、キムタクはまさにそんな難しい方向転換の時に来ているのです…





キムタクという人は頭のいい人ですから、それを察知していて、その模索的な作品であるのが今回の作品だとも言えます…





役の設定を社長にしたのは「大人っぽいキムタク」路線の強調。





ヒロインの1人に中国のスター女優を起用し、初回お金をかけて上海ロケをしたのは、「グローバルなキムタク」路線の強調。





…なわけです。





でもって、それがうまく行ってるかと言うと…





冒頭に書いたように、キムタクらしさを出してしまえばしまうほどカリスマ社長でなくなってしまい、今のところ、「おっ!?キムタク変わったな…」とはなっていません。





リン・チーリンの起用は、確かに新鮮だし、綺麗な人ですが、元トップモデルだけに背が高く、キムタクの小ささが…





一番盛り上がりどころの、リン演じるシュウメイを抱きしめ「お前が欲しい」と言うところは、リンがさぞ腰をかがめてるんだろうな…とそれが気になってしまい…





篠原涼子はいつものサバサバしたイイ女を軽やかに、楽々演じていて、





北川景子はワガママ娘を快活に演じてますが…





彼女たちとキムタクがこの先どうなるかに、あまり興味は持てませんでした。





なぜだろう…
まぁ…いいか…





むしろキムタクより松田翔太演じる右腕の方が、魅力的なのは今伸び盛りの勢いゆえでしょうね…





この役がキーマンです。





今回の評価は…6





脚本はキムタク側の要望で何度も手直しが入ったようで、脚本は浅野妙子だけでなく池上純哉という名前も、さらに脚本協力として「任侠ヘルパー」の古家和尚の名前も。





みんなでバタバタといじくった脚本が、いいものになるはずがありません…





残念なことです…





ちなみに初回の視聴率は…





22.4%





これが次回、どうなるか?そこに今回見た視聴者の反応があらわれるはずです。




どうなりますかね…
( ̄▽ ̄)b