切ない話でしたね…
( ̄∇+ ̄)
今の時代ではありがちな話で、私めはまだ両親は健在ですが、遺された片方が実家でこんな死に方されたらツラいな~と他人ごとではなく、見てしまいました。
そのへんのリアルさが、このドラマの人気の理由かな…とも思います。
テレビ朝日 水曜21時
「臨場」第4話
主演―内野聖陽
脚本―尾西兼一
演出―橋本一
今回は倉石(内野聖陽)の部下の一之瀬(渡辺大)が鑑識から捜査一課に異動になる前の最後の事件。
倉石は一之瀬の「卒業試験」と捉え、厳しく一之瀬に当たります。
(一之瀬役の渡辺大、声や表情がどんどん父の渡辺謙に似てきてますね…)
自宅の居間で死んでいるところを発見された一人暮らしの老人。
一之瀬の見立ては自然死。しかし倉石は違うとにらんでいて…
一之瀬に残らず拾えと命じます…
老人が死んでいた居間のソファーベッドは、老人の定位置だった場所。
そこで横になりながら…
妻の遺影、
二人の娘が小さい頃撮った家族写真、
娘たちが背比べした跡が残る柱、
娘たちがシールをベタベタ貼った柱、
を眺めて…何も食べず飲まず死んでいく道を選んだのです…
末期のがんでそのまま待っていても、近々死ぬはずでしたが、娘たちがこの家を売りたいと言うのに悲嘆し、孤独のまま死んでいったわけです…
老人にとって家族との思い出が詰まった家で、思い出に囲まれながら死んでいくのは本望だったのでしょう…
切ないことですが…
ありそうな話ですよね…
今シリーズで最も心打たれました。
ソフトバンクのCMでお父さん役のカイくんも、出演者に名前が出るだけあって、名演技を見せてましたね。
今回の評価は…
ちなみに視聴率は…18.6%で番組最高タイの数字でした。
安定してます!
(^-^)b