今回、キムタクが前2回ほど気にならなかったのは…
前回やたらと多かった喫煙シーンが、全く無くなったせいもあるかもしれませんが…
リン・チーリン、篠原、松田のウェイトが高くなって、どちらかというと脇に回ってる…って感じになっていたからかもしれません。
見渡せば、その3人ばかりでなく、渡辺、川平、長塚、濱田、満島、温水、竹中と良い役者が豪華に揃っているというのに…
悲しいまでに活かされておらず…
┐(  ̄ー ̄)┌ フッ
フジテレビ 月曜21時
「月の恋人」第3話
主演―木村拓哉
脚本―浅野妙子
演出―平野眞
キムタクに関しては、もう今回は敢えてあまり触れません。前2回の記事やコメントへの返事で散々書きましたからね…
私めはキムタクファンでもアンチでもなく…、
客観的に見て今回は変わるべき大事なタイミングなのに、中途半端に「キムタク」のままなのがダメなのだ…と考えています。
それは本人にその気がないのか、その気はあっても周りが許さないのか、そこは分かりません。
あと、これはキムタク自身の問題ではなく、この社長暇すぎるでしょう?
国内2番手の大企業のワンマン社長が昼間からのんきにデートしてるわけがない…
親の後を継いだだけのお飾り社長ならわかるけど…
そういう仕事面のシビアなリアリティーが一向に描かれないから、シュウメイ(リン・チーリン)に心奪われる冷徹な男の内面が浮かんで来ないんです。
今回印象に残ったのは、むしろ風見(松田翔太)が真絵美(篠原涼子)を連れ出して浜辺に行き、好きと言われて真絵美がドギマギするシーンで…
今が旬のオーラを放っている松田翔太の社長を追い落とそうとする野心家と、その社長を守る立場ながら野心家に惹かれていく年上の篠原涼子の恋を描いたら、このドラマ面白いのでは…?と想像してしまいました。
社長を追い落とす道具としてシュウメイも利用されてしまうわけです。
ねっ!?良くないですか?それ…
シュウメイに社長に言われて父親を強制的に上海に帰したことを明かし、復讐したいなら時を待て…と中国語で言うところとか良かったですからね…松田翔太。
しかし、シュウメイのスタンスもはっきりさせて欲しいですね…
心奪って捨ててやる!っていうなら、それで一貫して悪女になってくれた方がいい…
あと、篠原涼子がただただ物分かりがよくて、仕事もできる「イイ女」演技に終始しているのが物足りないですね…
髪のかきあげとか往年の浅野温子を思い出す…(笑)
もうひとひねり、でも…ってことがあった方が篠原涼子らしさは出るはずなんですが…
そして最も割りを食ってる北川景子は、彼女じゃなくても良かったような役で、演技がヘタに見えてしまうだけです。
今回の評価は…
そして注目の視聴率は…!?
15.6%
(前週比3.6%)
初回から6.6%も落ちたことに…
まぁ昨日は出だし裏でサッカーの日韓戦をやってましたから、それもあるにせよ…
かなりのピンチではありますね…
( ̄▽ ̄)b