一筋縄でいかない子供たちvs女教師…「ハガネの女」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

連ドラについてじっくり語るブログ

連続ドラマでこれは面白いという作品のみをマメにチェック!

その内容紹介、批評、さらにヒット分析など、あらゆる情報を連ドラ好きの方々のために提供するブログです。

今の時代の先生って、ホント大変だな~と、痛感させられるドラマです。





今まで無表情でクールビューティー的な役が多かった吉瀬美智子が、堂々とスッピンにチョンマゲ頭にスウェットなんてだらしない格好も見せ、感情もあらわの先生役を熱演していて驚かされました。





テレビ朝日 金曜23時15分
「ハガネの女」第1話



主演―吉瀬美智子
脚本―大石哲也
演出―唐木希浩





ハガネこと芳賀稲子(吉瀬美智子)は結婚のため先生をやめたのに破談になり、困っているところを友人(設楽統)のいる学校の臨時教師として雇われます…





担任するのは4年生。子供っぽさがぬけ思春期に入っていく一番難しい時期のようで…
特にハガネが担任する組は3人連続で担任教師がやめてしまった問題のクラス。




とはいえ、表面的にはみな普通で、どんな恐ろしい裏の顔を持っているのか分からないところがミソで…




シングルマザーでショーパブダンサーの息子、広は親がかまってくれず汚い身なりなのでいじめられていて、





授業中、生意気な女の子に背中を蹴られたりする…
机に触れたってだけで…




怖~っ!
また、叱るハガネに言い返すその女の子の言いぐさが、大人ぶっていて憎々しいこと!





まぁまぁそう興奮しないで…などと場をおさめようとする優介は、いつも広と一緒にいていじめてる子で…




広に水をかけたり、ツバをはきかけたり…





何とか優介から広を守ろうとするハガネですが、実は優介と広はホントに仲が良くて、広を守るためにしてることだと分かります。





さらに勉強もできてイイ子のはずのれもんちゃんが、実は陰でいじめてる子と分かる…わけで、





現代のいじめがいかにややこしいかが分かって、教師の大変さが伝わります。





おまけに親たちは、いわゆるモンスターペアレントだし…




なかなかこの先楽しみな作品ですね…
初回の視聴率が高かったのも納得です!




今回の評価は…7