砂で作った3人の家…「Mother」第9話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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いや~、泣けますよ…そりゃ~。
しょぼん




束の間の幸せは、ホント束の間でしかなく…

継美(芦田愛菜)が浜辺で作った砂の家のように、もろく消え去ってしまうものなのでした。





日本テレビ 水曜21時
「Mother」第9話



主演―松雪泰子
脚本―坂元裕二
演出―長沼誠





戸籍を手にするために伊豆へやってきた奈緒(松雪泰子)と継美と葉菜(田中裕子)の3人。





将来への希望に胸をふくらませます…





継美が作った砂の家には、継美と奈緒が寝る部屋や、うっかりさんの部屋がちゃんとあって…、しみじみ喜びをかみしめる葉菜の顔が印象的でした。
余命わずかであることを知ってしまった奈緒の複雑な表情も…






しかし、その一方では仁美(尾野真千子)が誘拐罪で告訴したので、警察の手が伸びることに…。





電話で奈緒と話す鈴原家の母や妹。籘子(高畑淳子)の「お母さんはあなたを誇りに思っている」って言葉には救われましたね。





心臓に欠陥があっても、おろさず産んで一人で育てる決意をした妹芽衣(酒井若菜)の、自分の子供と継美ちゃんと遊んでよ…って言葉もでしたが…





犯罪者の家族になる覚悟をした鈴原家の3人の姿も、心に響きました。





そして、警察がやってきて奈緒は逮捕され…別れのとき…





「奈緒」「お母さん」
再会してから初めてそう呼び合う2人。





手を握りあい、こんなに小さかったのか…と葉菜に言う奈緒。「あなたが大きくなったのよ…」
「病院に行ってね」





ようやく母と娘に戻れた2人…
あまりに切なく短い時間…




そして、継美と奈緒の別れ。
継美ともひしと手を握り、この手を忘れないで…と言う奈緒。





継美が「大人の歯が生えてきたよ」と涙ながらに言うくだりは、しょぼんしょぼんしょぼん
涙がマックス状態でした…




引き裂かれてしまう3人…




今後は裁判がどうなるのか?
葉菜の病状は?
まだまだ気になることばかり…





今回の評価は…9





満点でもいいんですけどね…





素晴らしいドラマです。