ちょっとシリアス?長瀬智也「うぬぼれ刑事」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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前回が「ハウル…」今回が「トトロ」とジブリ攻撃をもろに受けているこの作品。





前回視聴率がガクっと下がった影響ということはないでしょうが、全体に今回はトーンダウンしているのが気になりました。





TBS 金曜22時
「うぬぼれ刑事」第3話



主演―長瀬智也
脚本―宮藤官九郎
演出―吉田健





自ら演出もした2回で飛ばしすぎたので、ここらでちょっとおさえめな回も挟んで…というクドカンの計算があってのことなのかもしれません。





とはいえ、冒頭のサダメ(生田斗真)が主演する「うぬぼれ刑事」の撮影現場のシーンとか十分バカバカしくて笑えましたけどね…





言葉通りに体当たりされる監督役の橋本じゅんが最高!
(^○^)





今回の恋愛対象は、区議の夫が自殺し、その補欠選挙に出る未亡人たまえ(樋口可南子)。





うぬぼれ(長瀬智也)は、選挙演説のその声に惚れてしまいます。





今回、残念ながらうぬぼれ5の「へいへいへ~~い」は無し…

みんなたまえからひどいめにあっていて好きになるのを反対する側。






それでもうぬぼれは暴走し、頼まれてもないのに警備についたりして接近。





「いい加減にして、この変態!」と怒られる声を着ボイスにしたりもしてしまいます…(笑)





結局、たまえを殺そうとした夫(浅野和之)の魂胆を見破り、逆に夫にその農薬入りのワインを飲ませたってことでした…





おふざけからシリアスまで樋口可南子が、幅広い演技術を見せてくれました。





いかにも女性候補者って感じで、ハチマキに書かれた「本気、負けん気、青木」って文字には笑いました。




ただ、ちょっとシリアスに行き過ぎたかな…って気もしましたが。





次回の戸田恵梨香でまた戻ってほしいです。





うぬぼれ5のたむろしてる店のマスターが、バカっぽいけど実は鋭いっていうのもツボでした。





今回の評価は…6





変に視聴率を気にせず、この作品にはマニアックな笑いを堂々とやる勇気を持ち続けてほしいです!!