余命わずかな美丘(吉高由里子)と…
彼女と残りわずかな時間を共に送ることを覚悟した太一(林遣都)。
今回は素直に二人がお互いの気持ちを確認しあうに至りました。
日本テレビ 土曜21時
「美丘~君がいた日々~」第3話
主演―吉高由里子
脚本―梅田みか
演出―山下学美
今回は私めの好きなおばあちゃん女優・佐々木すみ江さんが美丘の祖母役で登場しました。
「怪物くん」でも出てましたが、亡くなってしまうおばあちゃんが今回も美丘に影響を与えました。
まだまだ私にはやりたいことがあるんだ…
生きるのは長さじゃない…
いかに悔いなく生きるかなんだよ…
美丘はその言葉に力づけられて、太一にかまわないでと頼む麻理(水沢エレナ)にも、はっきり太一くんが好きと言い、
太一の気持ちを受け入れ、太一本人にも好きと言い、愛情を確かめあいます。
ひねくれかけてた美丘を、素直にさせる力を持つ太一のひたむきさ。こういうまっすぐなひたむきさが林遣都の持ち味。
決してうまいというタイプの役者ではなく、計算を感じさせない直球勝負のところが心に響きます。
感性のままに演技してる感じの吉高が、その直球をひしと受け止め、また直球で返す…
そんな清々しさに溢れたシーンでした。
ただこのドラマ、どうしても美丘の両親役の寺脇、真屋の演技が、私めには鬱陶しく感じられて仕方がありません。
今回の評価は…
幸せも束の間で、次回はもう病状が悪化してくるようですが…
どうなっていくのか気になります。