このドラマって野島伸司が日頃考えていることを毎回天海祐希を通じて発表するための場なんでしょうか?
今回の刑務所で受刑者を前に、犯罪を犯した者を決して許せない!と挑発する長台詞、確かにスゴい演技でしたが…
フジテレビ 木曜 22時
「GOLD」第6話
主演―天海祐希
脚本―野島伸司
演出―石井祐介
刑務所での話には悠里(天海祐希)の運転手保坂(志賀廣太郎)もからんでいて…
悠里がまだ幼かった時、保坂の妻がお手伝いさんで、早乙女家に強盗に入った際に悠里をかばい、目の前で殺されるという過去があったんですね。
それ以来、心を閉ざしてしまった保坂は何も話さなくなったのです。
保坂の心の中の叫びを代弁するかのように、悠里は受刑者に厳しい言葉をぶつけ、外で待つ保坂にその様子を携帯をつないだままにして伝えます。
まぁ天海の迫力のスゴいこと!
感心しました!
それは…
でもひねくれ者の私めとしては、受刑者がみんな心底悪いヤツじゃないし、反省してたり、やむなく罪を背負った人もいるだろうに…ひとくくりでケダモノ!って…と思ったりもしましたがね。
今このドラマを見るのは、天海の演技のスゴさを見る楽しみと、
もう1つはロン毛カメラマン宇津木(綾野剛)。
この綾野って人、回を追うごとにどんどん良くなってる…。
早乙女家の息子たちより、段違いにいい!
宇津木という男の過去が明らかになるにしたがって、その背負ってきた憂いや、苦しみに耐えて培った強さがうかがえて…
なかなか良いですよ、この人…
今回の評価は…
ちなみに視聴率が初回からきれいに下がり続けているこのドラマ、今回は?
7.2%
(前週比1.4%)
まだ下がってます…
どこまで下がるのか…
( ̄^ ̄)