コメディ部分が浮いている…東山紀之「GM」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマの脚本家林宏司って、「ハゲタカ」はじめ「コード・ブルー」「医龍」「離婚弁護士」「BOSS」などを書いている、優秀な脚本家だと思うのですが、





どうもこの人、コメディは得意ではないんだな…と思わずにはいられません…





TBS 日曜21時
「GM~踊れドクター」第6話



主演―東山紀之
脚本―林宏司
演出―武藤淳





医療ドラマにコメディの要素を盛り込みたい…というのが今回の狙いだったんだとは思うんですが…





ダンサーとしてのファイヤー後藤(東山紀之)のキャラがおバカすぎて、医療部分と遊離してしまっている…




その中途半端さが、もや~っとした感じをこのドラマに与えているんですね…





だから医療部分もいい話ではあるんだけど、感動というところまで行きにくい…




二兎追う者は一兎も得ず…
とは、まさにこのことって感じです。





今回はテレビに出たことで患者も増え、ちょっといい気になった氷室(椎名桔平)と、そんな氷室を認めたくない本木看護師(大倉忠義)との話でした。





本木は2浪して医師になるのを諦めた過去があり、いい加減に医師になったような氷室を尊敬できないのです。





でも結局は氷室が5浪もして医師になったことを知り、氷室を見直したのです。




大倉忠義は「必殺仕事人」の時より、役者らしく成長したな…とは思いますが、




華がないですね…この人、独特の暗さというか、翳りがあります。





そういう役をやるといいかもしれません…





しかし、患者は嘘をつく…って、
失禁した過去を若い男の看護師に知られたくないから…って、
そんな理由かい!ってツッコミたくなりました。





今回の評価は…6





林宏司は次の「医龍3」に期待します。