今回のヒロインは、あの!?三田佳子でした。
もう何歳になったんだろう…？なんて思いながら、
その怪物的な若さと、
「私はいろんなこと私生活ではあったけど、そんなこと関係なく、スゴい女優なのよ～」的なオーラに、
ただただ敬服しました。
ＴＢＳ 金曜22時
「うぬぼれ刑事」第８話
主演―長瀬智也
脚本―宮藤官九郎
演出―吉田健
今回他の回と一風変わって面白かったのは、ヒロインに惚れるのがうぬぼれパパ(西田敏行)だったこと。
パパの書いた「うぬぼれ刑事」が「このミステリーはやばい大賞」で新人賞を取り、その授賞式でプレゼンターの九十九先生(三田佳子)にパパは一目惚れをしてしまうんです。
うぬぼれＢＡＲでうぬぼれ５のメンバーに相談するところからして、西田敏行絶好調。
要潤の松岡を「雑魚」呼ばわりで冷たいのとか、やけにおかしく、西田の肩の力の抜けたコメディセンスが発揮されました。
いつもと親子の役割が逆転し、家に九十九を連れてきたパパにうぬぼれ(長瀬智也)は、あの女はクロだと忠告します。
最近、存在感が薄れがちだった長瀬が西田とのからみで精彩を取り戻した感じでした。
それと今回、荒川良々の冴木が良かったですね…
うぬぼれパパが、うぬぼれと冴木の妻(中島美嘉)の昔の関係をバラしてしまい、そのショックぶりが笑えました。
とはいえ、西田も長瀬も荒川も良かったけど、それを寄せ付けぬ三田佳子のスケール感が凄かったですね。最初に書いたように…。
今、こういう大物感を持った女優はなかなかいません。
貴重な人です…
今回の評価は…
視聴率は悪いですが、最後まで貫いて欲しいものです。