以前の記事でも触れましたが、秋の新ドラマのラインナップを見ると、大きな特徴が2つあります。
1つは女優主演作品が多いということ。しかも皆主演経験のある実績重視のメンバー。
それともう1つは、ジャニーズ所属タレントの主演が、フジテレビ火曜21時の嵐の二宮和也しかないこと。
近年はTBS金曜22時か、日本テレビ土曜21時のどちらかは少なくとも、ジャニーズ主演というパターンがあったのですが…
近頃はそれが崩れ始め、今回もどちらもジャニーズ主演ではありません。
これは仕方のないことかもしれません…
ジャニーズのタレントが主演だから視聴率を取るという時代ではないからです。
SMAPの中居であれ、香取であれ、作品が悪ければ、平気で1桁の視聴率が出る時代です。
安定して視聴率を取っているのは、かつてほどではないものの木村拓哉と、草なぎ剛、それと山下智久くらいでしょうか?
今勢いのある嵐でも作品次第では桜井翔の「特上カバチ!」みたいなことになってしまうわけですから。
今回の二宮和也の主演ドラマも内容が悪ければ、1桁の可能性だってあるわけです…
しかも嵐に続きたい亀梨和也や山田悠介も視聴率的には成功していません。
ジャニーズにとって厳しい時代に入りつつあるな…と思います。
ジャニーズということを関係なく、実力を身につけた者だけが生き残っていくんでしょうね…おそらく。
生田斗真がその良い例かもしれません。
何しろ若手男優は今や乱立状態ですからね…
ホリプロの妻夫木聡、藤原竜也、松山ケンイチ
研音の速水もこみち、松田翔太、水嶋ヒロ
アミューズの小出恵介、三浦春馬、佐藤健
スターダストの市原隼人、岡田将生、山田孝之
そして小栗旬、成宮寛貴、向井理、瑛太
…と群雄割拠です。
ジャニーズ枠が減るのも無理はないですよね。