とかくお涙ちょうだい的になりがちな中身ですが…
このドラマはそこを抑えめにしてくれたので、見続けられた気がします。
最終回も、美丘の両親役の寺脇&真矢コンビが大げさな演技をしたら、イヤだな…と懸念しましたが大丈夫でした…
日本テレビ 土曜21時
「美丘~君がいた日々」最終回
主演―吉高由里子
脚本―梅田みか
演出―猪股隆一
最終回は美丘が死ぬのに間違いはないわけなので、その死をどう描くかに、作り手のセンスが問われるのですが…
誰にも看取られず静かに死を迎えました。
最終回に泣く気満々だった方は、肩透かしだったでしょうが、
私めには、あれぐらいの方が良かったです。
iPodに入れた美丘から太一(林遣都)へのメッセージも、泣かせるというより2人の歩んだ日々を振り返り、じ~んとする感じのもの。
太一との日々があったから美丘は最後まで前向きに生きられたので、良かったなぁ~と。
遅ればせながら就職活動を始めた太一も、
天国の美丘に見られても恥ずかしくない生き方をしなきゃ…と、それぞれの生き方で歩み出す仲間たちも…
美丘のおかげで前向きになれた人々の姿が、爽やかでした。
こちらも総評は視聴率が出てからにします。