真面目にやってくれてたら…「GM」最終回&総評 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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もう…このドラマに関しては何度も記事で書いてきたので、今さらまた書きたくもないんですが…





普通に真面目にやってくれてたら…いいドラマだったろうに…とそれが残念でなりません。





TBS日曜21時
「GM~踊れドクター」最終回



主演―東山紀之
脚本―林宏司
演出―武藤淳





ラストの東山のナレーションが、「この夏はよく踊ったなぁ~」でしたが、東山自身の本音は「踊らされたなぁ~」だったでしょうね…(汗)





カンカン照りの中、足場の悪い芝生の上で、くるくる回されたりしてましたからね~





なんでも主人公にアイドルになる夢を捨てきれないコミカルキャラを付け加えたがったのは脚本の林宏司だったらしいんですが…





それに乗ってしまったTBSスタッフもどうかと思いますね…、
同じ東山のヒット作「喰いタン」を意識したのかもしれませんけど…





そんな子供ウケ狙ってどうすんだ…って話です。





アメリカから来た総診のスペシャリストが、落ちこぼれの集まりを立て直すってだけで十分だったはずなんです。





病気の原因を探っていくのは、それなりに面白いんですから。





…というわけで、最終回は院内感染で患者や関係者がどんどん倒れていく中、その原因をつきとめる話でした。





おふざけはほとんど無く、真面目に作られてました。なぜか潔癖症で人に触れなかった後藤(東山紀之)も、桃子(多部未華子)を抱き抱えてましたしね…





総診チームの活躍で、最後には原因をつきとめ、めでたしめでたし…





ところが、新生アミー&ゴーのコンサートを前に、後藤はいなくなり、仕方なく無謀にも残りのメンバーでやろうとしたら…





本番には後藤が現れ…





って終わり方でした。
みんなのダンスが見れたのは、提供バックというオチ。
まぁ…あまり期待してなかったので別にいいですけどね…





ちなみに最終回の視聴率は…?





8.8%
(前週比→0%)





ダンスコンサートができるかは引っ張りになってなかったようで…





特に最終回だから上がるということなく終わりました…
(;_;)/~~~





(総評)


というわけで、キャストは実力者ぞろいで、それぞれ与えられたキャラをきっちり演じていただけに、残念でならないわけです。





中では吉沢悠のオタク病理医が、いかにもそんな人という感じで、うまくカリカチュアとして演じていたのに感心しました。





肝心の東山はおトボケキャラを飄々と演じてましたが、あまりにアイドルめざすことに関しては、おバカすぎて…





そんなの信じるわけねぇだろ…的なことが多すぎて、気の毒でしかありませんでした。





全10話の平均視聴率は…

9.96%…
まぁ10.0%ってことにします。



最高 ♯1 13.3%
最低 ♯8 7.7%



初回から第4回までに8%台まで落ちこんだところに、視聴者の失望があらわれてます。





普通にやっていれば、平均12%くらいはいけたと思うのですが…