鬱病と向き合う難しさ…二宮和也「フリーター…」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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泣けました…
秋ドラマで初めて…(T_T)




鬱病の母(浅野温子)の面倒を見るのはもう無理だ…と誠治(二宮和也)が涙するシーンで…。





フジテレビ 木曜22時
「フリーター、家を買う」第4話



主演…二宮和也
脚本…橋部敦子
演出…河野圭太





今、家族の中に鬱病の人がいて大変な思いをされてる方は沢山いることでしょう…





実は一時、私の妻も軽い鬱状態になったことがあり、相手をしていると、イラっとくる誠治の気持ちが、よく分かりました。





ゴミ捨ては、誠治がバイト先に持ってきて捨てるということで一応解決はしたのですが、





次は薬の場所がわからなくなったり、飲んだか覚えてなかったり…





…と、いちいちそれを言いに来て履歴書書いてるのを邪魔されたり、
果ては肝心の面接をすっぽかすはめに…





いざ帰ったら、平気な顔で薬はエプロンのポケットにあったし、薬のケースも買ってきた…とのんきに言われてしまい…





誠治はもう無理だ…と心が折れてしまいます。
バイトをし、就職活動をしながらの母の世話は、そりゃキツイですよ。





父親(竹中直人)は責任のがれして、現実と向き合わず逃げてばかりいて世話をしようとしないし…





バイト先の人たちとのカラオケで息抜きした時、つい爆発して話したくなるのも無理ありません。





平凡に生きてきた青年に突然ふりかかってきた試練を、至ってリアルに二宮が演じきってます。





それでも母にハンドクリームを塗ってあげてるシーンには、ホント心打たれました。





フリーターが家を買うなんて夢物語みたいな話ですが、つい応援したくなります…





今回の評価は…8





しかしまぁ、やたらと人を指さす竹中直人の演技は、憎々しくていいですね…




オヤジの近所への自慢話が母へのいじめの原因とは…




何でも横並びじゃなきゃ…って、イヤな世の中ですね。





院長夫人の井川遥へのママ仲間のやっかみはホント醜くて、でもありそうですよね…どこでも。