ペットと人間とのリンク…小栗旬「獣医ドリトル」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマの脚本を書いている橋本裕志は、代表作の「ショムニ」や「ウォーターポーイズ」から最近の「華麗なる一族」「官僚たちの夏」まで硬軟幅広く書ける職人的な脚本家です。





自分の考えや世界観は前面に出さず、与えられたテーマでいかに面白くするかに励むタイプです。





今回のドラマで与えられたテーマは「ペットと飼い主の関係」と人間ドラマとのリンク。
そのへんが手堅く描けている作品になっています。





TBS 日曜21時
「獣医ドリトル」第5話


主演…小栗旬
脚本…橋本裕志
演出…大澤祐樹





今回で言うと、中村敦夫演じる老紳士が愛犬にからむ野良犬を追い払うところから始まり…





やがて愛犬の妊娠が発覚…
コンテストのチャンピオン犬だけに、優秀な犬の子を身ごもらせたかったのに…




それは、国仲涼子演じる娘にも重なって、自分の意に沿わぬ男と一緒になった娘とは絶縁状態になってしまっているのです。





実は追い払った野良犬は愛犬を救ってくれた犬であることがわかり…
娘への誤解も解ける…





とリンクしていく構成になっていて…なかなかよくできた作りでした。





野良犬を必死で救おうとするドリトルには打たれました。





このドラマ、動物の習性を知ることができるのも興味深いところで…





今回はウサギが足を踏み鳴らして仲間に危機を伝えるというのを知りました…





へぇ~~~





今回の評価は…7





この前ドリトルのところに乱入したおじいさんは、ドリトルの父でなく、土門(國村隼)の父でした…
道理で年寄りすぎると思った…