いや~つい先が気になって2話連続で見てしまいました。
いろんなことがわかって…。
特にこれまでチラっとばかり出ていた一[ニノマエ](神木隆之介)と津田(椎名桔平)の対立の構図がはっきりしました。
TBS 金曜22時
「SPEC」第7、8話
主演…戸田恵梨香、加瀬亮
脚本…西荻弓絵
演出…加藤新(7)今井夏木(8)
特殊能力の持ち主を使って良からぬことをさせようとしている世界的な組織があるみたいですね…
まぁあれだけいろんな能力が集まれば何でもできそうですけど…
…で、そんなヤツを見つけては闇から闇に葬る公安の裏の仕事人たちのボスが津田なわけです。
…でそんな公安から特殊能力者を守ろうと、公安の潜入捜査の人たちを殺させたりしてたのがニノマエなんですね…
かなりな仁義なき戦い状態ですが…
(間違ってたらご指摘ください…(汗))
でも、時間を止められるニノマエ1人で、公安と十分戦えるはずなのに…
なんで、それをしなかったんだろう!?
みんな捕まって殺されてたんですね…
そして、過去ニノマエに手を切られた因縁がある当麻(戸田恵梨香)は完全にニノマエを殺したろか!モードで家に乗り込みます。
ところが、このニノマエは母子家庭で母親が弱み…
組織に逆らったら母親に害を及ぼすと脅されてるらしく…悪事をやりたくてやっているんではない様子。
善悪や虚実の混沌とした、このニノマエという難役をかつての天才子役神木隆之介が、役を楽しんでるかのごとくに演じています。
名子役がいい役者になる成功例は少ないのですが、最近は志田未来や須賀健太、この神木隆之介と将来も楽しみな子が多いですね…
一方、瀬文(加瀬亮)は、植物状態のSIT時代の部下志村を何とか助けてやりたくて…
病を治すスペックの持ち主に治してもらうかわりに、津田を引き渡す手引きをするのです。
そのおかげで志村は何もなかったように治してもらいますが…用が済めばとあっさり喜びも束の間殺されてしまいます。
2人が未詳を休んでそれぞれ敵に乗り込む前に、携帯で話し憎まれ口をぶつけあうシーンは、二人の間に生まれた絆がわかる良いシーンでした。
そして圧巻は津田の居場所に乗り込んでからの、瀬文とニノマエのやりとり。
緊迫感たっぷりの名シーンでした。
ここでのニノマエの自分だって好きでやってんじゃない…という叫びにはハッとしました。
津田死んだのでしょうか?今度こそ…
野々村(竜雷太)は「ケイゾク」の時一緒だった柴田(中谷美紀)から情報を得ているようです。
第7、8話はおふざけが減って、特に8話は引き込まれました。
今回の評価は…
7話… 8話…
この先の展開がまだ読めないという意味では、「SPEC」は今クール屈指の作品ですね。