片をつける誠治…二宮和也「フリーター、家を買う」 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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父誠一(竹中直人)のアドバイスを受け、1次面接をクリアした誠治(二宮和也)は、ついに最終面接へ…。





そしてバイトで貯めたお金も100万の大台にのり、引っ越して賃貸に住む資金になるところまできた…





すべては順調に見えていたものの…





フジテレビ 火曜21時
「フリーター、家を買う」第9話



主演…二宮和也
脚本…橋部敦子
演出…城宝秀則





お隣の西本さん(坂口良子)が自分も騙された詐欺の連中に寿美子(浅野温子)を紹介。弱みを突かれた寿美子はまんまと口車に乗り、フルセットを買う契約を結んでしまいます…





その代金100万円の請求に来たのが、皮肉にも誠治の最終面接当日。
誠治は寿美子からの電話で心配になり帰宅、面接をふいにしてしまいます…。





これも西本さんの差し金と知った誠治は、西本さんに母がうつ病で手首を切る自殺をはかり、遺書ものこしていた…と偽って伝えます。





さすがにやりすぎたかと不安になった西本さんは誠治を家に入れ、何が書かれていたかの探りを入れます。




誠治はそんな西本さんになぜ母に嫌がらせをし続けてきたのか…と問い詰めます。





家族ともうまくいっていてにこやかな寿美子が羨ましかったから…と答える西本さん。





自分の思い通りに育てたはずの息子は、いつしか母を軽蔑し笑顔を見せてくれなくなった…





そのむなしさから来る心の歪みが寿美子への嫌がらせへとつながってしまったわけです…





直談判したことで西本さんからの嫌がらせはもう無くなるでしょう…





そして引っ越しのために集めた金を、詐欺師(ムロツヨシ)に払い、こちらも解決をみます。





皮肉なことに最後に持ってきた商品は就職祈願のお札でした…
泣けるシーンでしたね…





このドラマの高視聴率の理由は50代以上の女性からも高い支持を得ているからなんですが…





こんな優しい息子がいてくれたら…とおとぎ話のように見ているからのようです…





二宮和也が浅野温子の手にハンドクリームを塗ってあげるシーンはホント情感のこもったいいシーンですね。





今回の評価は…8