朝まで続く編集作業の合間をぬって、引き続き年間最優秀賞の発表をしていきます。
最優秀助演女優賞…
各クールで選ばれたのは?
冬クール
「曲げられない女」
永作博美
妊娠中なのに妊婦を演じた役者魂はあっぱれ!
見栄っ張りのひねくれ者が変わっていくさまを巧みに演じました。
主演の菅野美穂との演技バトルはハイレベルで見ごたえのあるものでした。
春クール
「Mother」
田中裕子
名女優田中裕子が連続ドラマに戻ってきてくれたのは、今年の喜ばしい出来事の1つでした。
いや~やはりスゴい女優です。ちょっとした背中の演技で孤独感を出したり…
ちょっとした表情やしぐさで感情を溢れさせる、そのうまさたるや、まさに脱帽ものでした。
演じるという作為から脱却した演技者として悟りの境地にまで達しているかのようです。
普通なら小憎らしいほどに天才的な演技をした芦田愛菜に食われてしまうところですが、食われないところに凄みを感じました。
夏クール
「夏の恋は虹色に輝く」
桐谷美玲
本来ヒロインの竹内結子の魅力がいまいちだったため、得をした部分もありますが…もっと2人の恋を邪魔してほしいくらいの好演でした。
秋クール
「セカンドバージン」
深田恭子
深キョンと侮ってはいけません…彼女はなかなかしたたかな演技者なのです…
以上、若手、中堅、ベテランの4人の中で年間最優秀助演女優賞に選ばれたのは…?
「Mother」
田中裕子
圧勝です。
ぜひ田中裕子には来年も、連ドラに出てくれることを願ってやみません。