拾い物の面白さ…多部未華子「デカワンコ」第1話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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あまり期待してなかったので、意外と面白く楽しんで見られました。





おふざけでなくまじめにやっているのがいい。
コメディはこうでなければ…というお手本です。





日本テレビ 土曜21時
「デカワンコ」第1話



主演…多部未華子
脚本…伴一彦
演出…中島悟





多部ちゃんが今回演じるのは、女刑事花森一子、愛称ワンコ。その名の通り警察犬並みに鋭い嗅覚を持っています。





子供の時にその嗅覚で強盗逮捕に貢献し、その時刑事だった現警視総監(伊東四朗)に将来刑事になれと言われた通り刑事になったという設定。





刑事としてはありえないゴスロリファッションに身を包み、スーツ姿の刑事たちの中で一人浮いているのですが…





一途に天然っぽく、下品にならず多部ちゃんが演じているので、つい引き込まれて見てしまいました。





彼女は優秀なコメディエンヌですね。





個性的なまわりの刑事たちもそれぞれ良くて、
落としのシゲさん(沢村一樹)が、今後どんな落としのテクニックを見せてくれるかが楽しみに…





中間管理職丸出しのケチなボス(升毅)

笑わないのに落語好きのチャンコ(石塚英彦)

バタくさい顔のデューク(水上剣星)

神経質でキレキャラのヤナさん(大倉孝二)

猪突猛進の現場リーダーのバラさん(吹越満)

そして、ワンコに先輩風吹かせる桐島(手越祐也)

と適材適所。
相変わらずコノテの役の時の大倉の身のこなしがたまりません。





BGMに意図的に「太陽にほえろ」の曲を使う遊び心も気に入りました。





テレビ朝日的なまじめな刑事ドラマを好きな方には、くだらない…と思われるかもしれませんが、





私めは、こういうひねりのきいた刑事ドラマは好きです。





今回の評価は…7