「龍馬伝」の時にも書きましたが、私めはいわゆる歴史の定説どおりに大河ドラマは作らなければいけない!なんてお堅いことを言うつもりはありません。
ドラマとしてこう描きたいというものがあれば、脚色があってもしかるべきだとは思っています…
しかし!
いくらなんでも、やりすぎでは…と思えるほど、今回の大河は暴走ぎみでして…
NHK 日曜20時
「江~姫たちの戦国」第2話
主演…上野樹里
脚本…田渕久美子
演出…伊勢田雅也
何しろ今回困るのは、普通ならまだ子役が演じる段階なのに、なぜか大人の役者に演じさせているところ。
確かに江にとって伯父信長の存在は強烈な印象として残るでしょうから…
大切な場面なのはわかりますが…
まだ8歳かそこらの女の子を上野樹里にやらせるのは、あまりにひどすぎます。
宮沢りえの茶々にしたって、やけに落ち着いてしっかりして見えますが、12歳とかそんなもののはずで、宮沢りえだって演じようがないですよ…そりゃあ。
そんな幼い江が夜、家康(北大路欣也)と秀吉(岸谷五朗)が酒を飲んでいるところにいきなり1人現れて、信長の居場所教えろ…って( 」´0`)」オーイ
そんなむちゃくちゃなことできませんって。
子供はもう寝てますって。
更に家康は家康で、ウチの息子にもこの姫たちの誰かを嫁にもらえば良かったなどと不用意なことを言う能天気さにも唖然…
信長の娘を長男の嫁にもらい、気の強いその姫と気位の高い家康の妻とが仲が悪く、家康は息子を切腹させ、妻を殺すということになるのですが…
そんな大事な秘めておきたいことをウチの女房とお嫁さんが仲が悪くて~のノリで話すわけがないじゃないですか!!
これにはびっくりしました…ホント。
いやぁ~今後もいろいろ驚かせてくれそうです。
今回の評価は…