私は子供がいませんので、今の小学校がどんな感じなのか疎いのですが…
へぇ~こんなことになっているのか…と驚くやら呆れるやらの第1話でした。
フジテレビ 日曜21時
「スクール!!」第1話
主演…江口洋介
脚本…秦建日子
演出…土方政人
男の子を「くん」で呼び、女の子を「さん」だと男女差別になるので、統一して男女ともに「さん」で呼ぶ。
朝礼で立っているのが疲れたな…と思ったら座ってもいい。
5年生になっても九九ができないような頭の悪い生徒に、授業を合わせるわけにはいかないので、隔離して1人勉強させる…
こんなことがホントに行われているのかはわかりませんが…
おそらくちゃんとリサーチした上で描いてるな…というリアルさがこのドラマにはあります。
言い逃れや屁理屈がまるで大人なみのいじめっ子の女の子の言動などは、見ていて腹が立つよりイヤな気分になるほどリアル。
生徒はこんなだし、どうせモンスターペアレントはすぐ学校に文句を言いに来るでしょうから、先生たちも大変でしょう。
そんな中で先生たちも、ことなかれ主義、現実主義にならざるをえず、
主人公が赴任した小学校では、全校的に学力を上げ評価されてる教務主任(西島秀俊)が発言力を持っています。
そこへ民間人校長として乗り込んでくるのが主人公の広瀬(江口洋介)。
小さい頃から親分肌で、中堅ゼネコンで現場を仕切ってきた熱血漢。昔ながらの教育の何が悪い、きっとわかってもらえると信じている…
そのギクシャクさがこのドラマの魅力で、どう太刀打ちするか難しそうなだけに楽しみです。
初回の視聴率はかなりの健闘。子供やティーン、子供の母親世代から支持を得てました。今後も更に視聴率が伸びる可能性が十分にあります。