キャストやスタッフの気分やノリがどうしても作品に反映されてしまいます。
撮影現場がギクシャクしていたら作品もどこかギクシャクしてしまいますし、
逆にノリノリのいい雰囲気で撮影されていれば、作品にもそれが出て視聴者にも伝わります。
このドラマはその良いパターンの方の作品と言えるでしょう。
日本テレビ 土曜21時
「デカワンコ」第３話
主演…多部未華子
脚本…伴一彦
演出…国本雅広
第２話までで作品全体の進む方向性みたいなものは固まったので、第３話からは脇の刑事たちを一人ずつフューチャーしていくのか…
今回は、手越祐也演じる桐島とワンコ(多部未華子)がコンビを組んで捜査にあたります。
とかくワンコを敵対視する桐島ながら、下痢ぎみでやたらトイレに駆けこんだり、追跡中もお腹が痛くなったり…ヘマをやってしまいます。
結局、協力しあい最後には警察犬と指導員みたいになって解決させる…という話。
手越はジャニーズアイドルのプライドもどこへやら、尻をおさえてトイレに駆け込むノリノリの演技。
コミカルな動きができる人ですね。童顔で役柄が限られるきらいがありますが、ジャニーズの若手の中ではシリアスもコメディもできる演技派だと思います。
そんな手越とコンビを組んだ多部は今回も、さらにノリノリのワンコぶりを発揮。
彼女のまさに当たり役になりました。
次回は落としのシゲさん(沢村一樹)から落としのテクニックを学ぶみたいです…
今回の評価は…
