今井美樹のビミョーさ…「冬のサクラ」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマ、ちゃんと作られているし、草なぎ剛が演技が上手いのもよくわかるし…





皆さんにオススメしたい作品であるはずなんですが、イマイチためらってしまう…





なぜ…??





それは今井美樹のビミョーさにあるのでは…と思います。





TBS 日曜21時
「冬のサクラ」第3話



主演…草なぎ剛
脚本…高橋麻紀
演出…吉田健





思い返せば今井美樹って女優としてはビミョーな人でしたよね…以前も。





演技が上手いかって言うとそうでもないし、きれいだけどスゴい美人ってわけでもない…





ビミョーな普通さが、同性の支持を受けたんだと思うんです。





…で、今回もそのビミョーさは健在で、たぶん同年代の女性(40~50代)は自分を今井美樹に投影して見たりしてるのでは…





草なぎくんのような自分のことを気にして、優しくいたわってくれる年下の男性が、私にも現れないかしら…と。





しかも、今井美樹演じる萌奈美が脳腫瘍で、死ぬか記憶を失うかという悲劇的な状況が、かわいそう…私は健康だからまだマシだわ…死にたくはないもの…





…とちょっとした優越感を与えるわけです。





憧れと優越感…この相反する二つの感情をひきおこすのに、





今井美樹のビミョーさは、ちょうどいいんですが、男性である私めなどには…





どうも魅力が足りないというか…思い入れを持ちづらいんです。





今回は自分の深刻な病状を知った萌奈美が、





夫の航一(高嶋政伸)にその話をしたくても、無視され聞く耳を持ってくれず…





募る不安と孤独感から、心配して上京した祐(草なぎ剛)に会って話を聞いてもらう…という話。





しかし、これ以上祐に迷惑をかけられない…と思い、これっきり会うのはやめようと切り出します。





うーんしょぼん
どっぷりつかって見たいシーンなのに…
どうも乗りきれない…





オッサンである自分が思い入れる人物がいないからか…





個人的な理由で申し訳ありませんが…
イマイチ感動できません。




妻のウソがバレてきて、怒りの炎めらめらの高嶋政伸の演技を楽しむのと…





自分の職場の院長夫婦と、兄の板挟みという立場の肇(佐藤健)がどう対処するかが気になるくらいかも…





今回の評価は…6