演者はそれぞれしっかり演技をしているし…
ちゃんと作られているんだけど…
なぜか、のどに小骨がひっかかった感じで、素直に感動しきれない私めがいるのです…
TBS 日曜21時
「冬のサクラ」第6話
主演…草なぎ剛
脚本…高橋麻紀
演出…韓哲
…ってことで、自分なりに整理してみたんです…
何がひっかかっているのかを…。
まず、萌奈美(今井美樹)の脳腫瘍の手術、
夫航一(高嶋政伸)は脳外科医で名医らしいのですが、
その腕をもってしても、命は救えるが記憶はなくなるのか?
それとも記憶もなくならずにすむのに、わざとなくしてしまおうとしているのか?
そこがよくわかりません。大体、この夫はどこまで妻を愛しているのか?
単なる独占欲を傷つけられ怒ってるだけなのか…
愛人にも冷淡だし…
記憶喪失になった妻を今後どうするつもりなのか…
考えれば考えるほど不可解なのです。祐(草なぎ剛)との記憶が消えるだけではないわけですからね…
そして、記憶を失うぐらいなら手術は受けない…と、萌奈美は祐の手助けで病院を抜け出すわけですが…
手術受けないってことは、このまま死んでもいいってことですか?
その方が記憶を失うより娘は悲しむんじゃないだろうか…
萌奈美さんの良いようにさせてあげたい…って、
他の脳外科に行くとか…
やっぱり手術した方がいいでしょう…死ぬより。
祐がそのへんどう考えているのかがイマイチわからない…
このドラマで唯一常識的な考えの持ち主の肇(佐藤健)までもが、情に流されて、病院を抜け出す手助けをしてしまいました。
この弟もいい迷惑ですよ、研修医としてこれからって時に、兄貴が院長夫人と不倫みたいなことになって、
そのとばっちりが自分の所にまで及んで、指導医から邪険にされるわ、院長からはこの業界にいられなくなるぞ…と脅されるわ…
ちょっと兄貴が知り合って好きになって、その内死んでしまうかもしれない人のために、今までの努力を棒に振らされる…とは。
恋は盲目とはいえ、自分も努力して弟を医師にしたんですから、弟のことを祐はもうちょっと考えてあげるべきでは…と思うんです。
…ってことで気になってることを書きました…
もし間違ってたり、答えがわかったらコメントでご指摘ください。
m(__)m
今回の評価は…