21時台では内容が辛口すぎ…「ハガネの女」第3話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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このドラマの前シリーズでの売りは、これまでの小学校を舞台にしたドラマと違って…





見ていてイヤになるくらい子供たちが大人の汚い面や狡猾な面を持っていて、それと真っ向から主人公が体当たりで対処するところにありました。





しかし、それは23時台という深い時間帯だったからで…





テレビ朝日 木曜21時
「ハガネの女2」第3話



主演…吉瀬美智子
脚本…大石哲也
演出…常廣丈太





放送が21時台に上がると、おのずと見ている視聴者層も変わります。





23時台でやってたようなトンガった内容だと、ちょっと受け付けない視聴者も増えます。





なのでマイルドな方向へ路線変更すると思いきや、スタッフの志が高いのか、よりシビアな内容になっているのです。





視聴率が6%と低迷しているのも、そこに原因があると思われます。





初回の不法滞在外国人の子供への差別に始まり、アスペルガー症候群の子供へのいじめ、そして今回は円形脱毛症の子供へのいじめ…




見ていてイヤになるほど、出てくる子供たちは、イヤな面をさらけ出します。





そこを我慢して見れば、その先にはいじめる側にいた金髪くんと脱毛症の子供の友情物語があり、いい話で終わるのですが…





我慢できない人が多いのでしょう…醜い大人のミニチュアみたいな子供を見るのはイヤなもんですからね。




今さら路線変更するとも思えないので、中途半端になるよりは最後まで貫いて欲しいと思います。





しかし、今シリーズには「マイガール」でコハルちゃんを演じていた石井萌々果が出ているのですが、このの子まで裏の顔を持っているようで、悪~い顔をしてました。





今回の評価は…7





ボヤの原因を作った犯人とバレてしまった水嶋(斎藤工)、ハガネのことをキライと居直るも校長(高橋克実)に罰でハガネと行動を共にしろと言われ…





斎藤工がイヤなヤツになりきっていて見事です。
損な役ですけどね…