錦戸亮の語り芸…「犬を飼うということ」第7話 | 連ドラについてじっくり語るブログ

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夏ドラマは月9で新垣結衣と共演することになっている錦戸亮。





現在のジャニーズで演技力のある人を10人選べと言われたら、私めは必ず入れるであろう人です。





このドラマ、内容どうこうより錦戸の演技を見るために見ていると言ってもいいかもしれません。





テレビ朝日 金曜23時15分
「犬を飼うということ」第7話



主演…錦戸亮
脚本…寺田敏雄
演出…遠藤光貴





錦戸亮って人の演技の良さは、どこにあるかというと…セリフに感情をのせる上手さといいますか…
見る者の心に響くように語る、その上手さにあると思います。





リタイアしかけたこのドラマを見続けることにしたのも、息子に自分の不甲斐なさを素直に認めるセリフが良かったからです。





その時ほどではないものの、今回の妻(水川あさみ)へ語る長いセリフも心に響くものがありました。





夫がミュージシャンへの夢を捨てきれてない…と思い、今まで貯めてたの…と友人から借りた金を使って…とくれた妻に、





夫はこんな金があったら、子供たちが欲しがったあれこれ、やりたがったあれこれの時なぜ使わなかったと、実例をあげていきます。




淡々と言っていく中で、妻への感謝をこめ、自分はあきらめたからこの金は要らないといういたわり、夢を捨てる苦さを込めているのです。





これはなかなか高等な演技テクニックで、錦戸亮の資質の高さを改めて知らされました。





内容的には大したことないんですがね…





今回の評価は…7