歴史上の人物で早死にしてしまい、もっと長く生きていて欲しかった人物ランキングをやったら、きっとトップを争うと思われるのが坂本龍馬です。
歴史に「たら」「れば」は禁物ですが、坂本龍馬が明治維新以降まで生きていたら、どうなっていたのか?というのは、いろいろと楽しい想像がかきたてられます。
それだけ坂本龍馬という人が魅力的で、その死が惜しまれたからです。
TBS 日曜21時
「JIN-仁-」第9話
主演…大沢たかお
脚本…森下佳子
演出…山室大輔
このドラマは第1シリーズから、現代で医師だった仁(大沢たかお)がタイムスリップして龍馬(内野聖陽)と出会い親友になることで、
龍馬の暗殺を知る仁が、いかにして龍馬を死なさぬようにするのか?の興味を、ずっと引っ張り続けてきたわけです。
第1シリーズで解けてない、包帯まいた男やホルマリン漬けの胎児の謎も、龍馬暗殺に関連しているようですし…
…で、今回いよいよその日を迎えました…
恭太郎(小出恵介)は幕府の役人から龍馬暗殺を命じられます。
手抜かりがあれば母や妹に危害が及ぶと脅しまでかけられて…。
悲壮な思いで京へ上る恭太郎。
龍馬を救うため、同じく京へ上る仁、咲(綾瀬はるか)佐分利(桐谷健太)らと、途中の宿場で会うと、恭太郎は咲に家を守れと言ったり、仁に咲のことを頼んだり
死ぬ気満々の覚悟で龍馬を殺す気です。
京へ着き龍馬を見つけた仁らは、伏見の寺田屋まで龍馬を連れ出します。
しかし、そこにも恭太郎が…
龍馬を護衛する東(佐藤隆太)は外に出て恭太郎と立ちあいに…そこに恭太郎と共についてきた2人も加勢し…
その頃、座敷で龍馬としんみり話していた仁はまた頭痛が…
咲を呼びに下におりた龍馬は、つい東らに近づくも、ピストルも刀も持っていない状態。
恭太郎が刀を振れば簡単に殺せる距離。
絶体絶命のピンチ…
仁や咲も見守る前で涙を流し、刀をなかなか動かさない恭太郎。
その時、まさかの東が刀を横に振り、龍馬の額を割りました。
殺すためか、生かすためか…よく分からない一撃。
その真意は次回へと持ち越しになってしまいました…
いや~緊迫感あふれる回でしたね。
東が刀を振ったのには、ホント驚かされました。
せっかくもう政治からは身を引いて好きなことをしたいと言っていた龍馬でしたが…
次回が待ち遠しい!
今回の評価は…
やっぱり殺されてしまう中岡が気の毒でしたね。