このドラマの主人公新吾は元料理人ながら、今は先生。
しかし、生徒に何か言う時、いつも唐突で、生徒たちを混乱させる悪いクセがあります。
日本テレビ 土曜21時
「高校生レストラン」第7話
主演…松岡昌宏
脚本…吉本昌弘
演出…吉野洋
要は口数が足りないわけです。前回の厨房とホールのシフトチェンジも、今回の料理コンクール出場取りやめも、急に言われて生徒は面食らってしまいます。
特に3年生はこれが最後だけに、部長の中村(野村周平)はショックを受ける…
まぁ結局、まわりから言われて出ることに…
しかし出場者を3人にしぼらなければならず…
それを新吾は自分でなく、生徒同士で選ばせます。
そして絶対選ばれると思われた坂本(神木隆之介)はまさかの落選。
米本(川島海荷)や中村は選ばれます。
ところが、中村は坂本にオレが出たがっているから、わざと負けたなと怒ります。
これまた唐突ですけどね…(汗)
…で、新吾と坂本、米本、中村の4人で話して、坂本はどうせ選ばれるだろう…という甘えがあった…と明かします。
神木、川島もさることながら、中村役の野村周平は、切れ長な目元が印象的な将来有望な若手。
のびやかな演技をします。この部長役もまっすぐな感じに好感が持てます。
「負けに負けるな…」「勝ちに安心するな」とそれぞれに注意する新吾。
やけに説得力あったけど、やはり先生が選ぶべきだったのではと…思ってしまいました…。
それにしても、唐突といえば新吾の父ちゃん(原田芳雄)は置き手紙して、いきなりヒマラヤへ…。
この親にしてこの子供って感じ。お寺の檀家さんに法事があったらどうするんでしょう?
今回の評価は…